10月14日(木)午前
第10回講座「水生昆虫を調べよう」
講師:NPO法人 芥川倶楽部 理事長 田口圭介さん
場所:あくあぴあ芥川と近くの芥川
芥川倶楽部活動内容(魚みちづくりをされてアユが育つ川づくり、芥川クリーンアップ、特定外来植物ミズヒマワリ駆除等)の説明。
高槻市を流れる延長約24㎞の芥川の概観、特徴の説明。
水生昆虫とは一生の内ある時期を水中で過ごす昆虫のことです。
採取時の参考にと水生昆虫の生活型と芥川で出会える水生昆虫についてプロジェクターで説明を受けてから芥川へ移動しました。
気温26℃ 水温23℃ 晴れ
水グループの方に採取の仕方を教えていただき網とバケツを手に川に。
ヒラタドロムシ・コオニヤンマ・ハグロトンボ・ヒゲナガカワトビゲラ・シロタニガワカゲロウ・ギンヤンマ・シオカラトンボ等24種を採集。
午後
第11回講座「芥川の水質と生物」
講師:午前と同じ
場所:あくあぴあ芥川
顕微鏡で採取した水生昆虫の細部を観察する。
エラの位置や触角の形や長さ等の説明。
指標生物(目安)評価表と水質判定。
底生成物観察結果 採取した水生昆虫の種類からBI=35となり芥川はきれいな水であることがわかりました。
生きもので川の汚れがわかる。環境の評価ができる。
最近は水質というより下水道の整備や雨の降り方、山林の状態変化などにより水量が減少しており生態系そのものが変化してきている。
健全な川は山も健全、川を守ろうと思うと山を守らなくてはいけない。
子供達に川で水の生きものと遊ぶ面白さ、楽しさを体験させることが芥川の環境を守ることに繋がる。
水質汚染を起こさない暮らしを心がけることが重要です。
次回の講座は10月21日(木)午前「生物多様性保全と里地里山」午後「里山を歩いてみよう」開催予定。