(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

犬は乗るもんですよ

2018年05月21日 | とある貨レ撮りの世迷い言
 ウチの上司、かつ組○幹部のSさんが、昨日日帰りで鶴巻温泉に行ってきたと言う。普段はクルマで移動する人なのだが、道が混んでるのを厭がってか、千代田線で犬急に出て代々木上原から急行で行ってきたらしい。
 行ったときか帰るときか知らないが、先頭車名物「子供のかぶり付き」に出くわして、「ねぇ、アレ○○○○系(○には任意の数字)なんだよ!」と得意気に解説するのを見たと言うSさん。「(´・ω・)は撮らないのか?」と、予定通りの話を振ってきた。

(´・ω・)ぃやあ、アレは乗るものですよ。

 もっと言うならそれに何時か乗れたらいいな・・・と希望するものか。ろまんすかぁ、は特に。
 時に20ン年前を思い出す。大体小田原から新宿出て山手線外回り各駅に行くにも、ろまんすかぁで真っ直ぐ行った方が、当時は本当に安かった。お陰でJRの湘南電車なんて乗る気もしない。
 3100系、7000系、10000系、「あさぎり」用の20000系、ここら辺は時々乗った。3100系と10000系は座席がリクライニングじゃないのでアレだったが、7000系は好きだった。乗って椅子倒して楽にして、日東紅茶の「走る喫茶室」でココア頼んで、それを飲みながら車窓を楽しむのが良かった。
 所が平成一桁年間の中頃(要調査)に運賃と特急料金の値上げがあってからは、JRのグリーン車(昔風に言うと並ロザ)で行くのとそんなに差がなくなってしまう。更にグリーン料金の設定が曜日別、窓口発売か車内発売かで違うようになり、営業区間が前橋や黒磯辺りまで伸びてからは、もう「湘新特快」の虜・・・なんつったって適度に線路が悪いのが良くて、その揺れからくる疾走感が堪らない。
 また指定を受けない分「並ロザ」の方が良くなってくる訳で、ろまんすかぁは次第に近寄りがたいものになったが、皮肉にも30000系「EXE」だの60000系だのといった、次世代系列の形式がこの辺から続々出て来た。「EXE」は何回か乗ったが、あの白いの以降は㌧と・・・
 今でも運賃だけなら犬の方が間違いなく安いので、その背中の世話になることも多いが、普通に用事済ませて帰るだけなら急がないし、ろまんすかぁ、は眺めるだけ。乗りたい気持ちはあるけれど、ぁゃιぃ荷物担ぎの身分では畏れ多い。
 手ぶらで乗る気満々だったら乗ってみたいな、久々に小田急のロマンスカー。そしたら全力で楽しめるし。

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