ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2023/04/16 「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

2023-04-16 00:00:00 | 日記
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(2014年米)

アレックス・カーヴァー 画家(モーガン・フリーマン)
ルース アレックスの妻(ダイアン・キートン)
リリー 夫婦の姪(シンシア・ニクソン)
ゾーイ 内覧会で知り合った少女

起:アレックスとルースの夫婦は、5階に住んでいる。
承:夫婦は部屋を売ろうと内覧会をする。
転:新しい部屋も落札する。
結:部屋を売るのをやめ、今の部屋にもう少し住む事にする。

 アレックスとルースのカーヴァー夫妻は、アパートの5階に暮らしていた。
姪リリーは、エレベータのない環境に呆れている。
 夫妻は、若い頃にこの部屋を選んだ。
画家であるアレックスは、眺めのいい部屋をアトリエにしている。
 愛犬のドロシーの具合が悪く、夫妻は獣医へ連れていく。
ヘルニアらしく、延命するか否かの判断を迫られる。

 リリーの勧めで夫妻は部屋を売る事に。
アレックスは売る事に消極的だ。
 内覧会にはいろんな客が訪れる。
夫妻が気に入っていた家具を撤去すると言う者もいる。
アレックスは、客の中のゾーイと言う少女と親しくなる。
 そんな中、NYの橋に爆弾が仕掛けられる事件が発生する。
爆弾事件が解決しなければ、部屋は高く売れない。
今すぐ安く買いたい者がいるが、アレックスは事件解決まで待つと言う。

 若きアレックスはルースと付き合うように。
ルースは母親に相談するが、
黒人であるアレックスとの結婚に、世間にはまだ偏見があると言われて腹を立てる。
 自分たちの新しい部屋を探し、アレックスはゾーイと再会する。
自分たちの部屋を買いそうに思えたカップルが、こちらにも来ている事にも気付く。
 気に入る部屋もあるが、眺めは今の部屋にかなわない。
ルースはオファーしようと言う。お金は何とかなると。
ルースは落札するが、アレックスは躊躇する。
新しい部屋を買う為には、一刻も早く今の部屋を売らなくてはならない。

 夫妻は新しい部屋の契約に向かうが、売り手が入札を再開すると言い出す。
その場はリリーが収めて、アレックスはサインしようとする。
その時、爆弾事件の犯人が逮捕されたと報じられる。
売り手は安く売って損したと言い出し、腹を立てたアレックスはサインをやめる。
 リリーは、犯人が逮捕された為、部屋の金額は上がるだろうと言う。
だが、夫妻は売るのをやめたと告げる。売る必要はないと気付いたのだ。
振り回されたリリーは、腹を立てて退散する。
 ドロシーも回復して散歩できるように。
ルースは、アレックスが最近の自分の絵を描いていたと知る。
部屋はいつかは売るだろう。だが今回の事で自分たちを取り戻せたと感じるのだった。

 と言う訳で、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンによるドラマ。
どちらも老境に入った夫婦で、エレベータのない5階のマンションを売る事に。
眺めのいい今の部屋を気に入っている一方、
より良いはずの次の部屋が、何か気に入らないと言う描写が続き
結局、もうしばらく今の部屋に住む事になると言う展開。
死ぬまでここに住むと言う訳ではなくて、もうしばらく。。と言うところがミソで
変えたいけど変えられないって事あるよねと言う話。
いい映画かと言うと、そこは微妙。
コメント
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