ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2023/04/22 「トップガン マーヴェリック」

2023-04-22 00:00:00 | 日記
「トップガン マーヴェリック」(2022年米)

ピート・マーヴェリック大佐 元トップガン(トム・クルーズ)
ブラッドリー・ルースター 元相棒グースの息子(「セッション」の主役)
ペニー  マーヴェリックの元恋人(ジェニファー・コネリー)
アメリア ペニーの娘
ハングマン パイロット
フェニックス パイロット
ケイン少将 マーヴェリックの上官(エド・ハリス)
アイスマン大将 マーヴェリックの元ライバル。アイスマン(バル・キルマー)

起:マーヴェリックは、作戦の為に教官として復帰する。
承:グースの息子ブラッドリーらを訓練する。
転:マーヴェリックも参加して作戦成功するが、被弾する。
結:敵機を奪って生還する。

 パイロットの中のトップ1%は、「トップガン」と呼ばれている。
 元トップガンのマーヴェリックは、
モハーヴェ砂漠でマッハ10に挑戦する飛行テストに取り組んでいた。
テストは中止とされるが強行し、マッハ10を達成する。
 マーヴェリックは昇進を拒んでおり、いまだに大佐だ。
上官であるケイン少将から、作戦の為にトップガンに戻れと指示される。
 標的は、3週間後に稼働予定の敵国のウラン濃縮プラントだ。
マーヴェリック自身は作戦に参加せず、パイロットの指導の為に呼ばれたのだ。
候補パイロットの中には、かつての相棒グースの息子ブラッドリーもいた。
マーヴェリックは乗り気でないが、ケイン少将はアイスマン大将の指名だと言う。

 マーヴェリックはトップガンのたまり場である酒場を訪れ、昔の恋人ペニーと再会。
そこにいたブラッドリーに、グースの面影を見て動揺する。
 マーヴェリックは訓練を開始。
ブラッドリーに話しかけるが、そっけない。
ブラッドリーは、マーヴェリックに志願書を破られて昇進が遅れた過去があるのだ。
若きパイロットたちはマーヴェリックをバカにするが、やがて実力差を思い知る。
 作戦まで3週間。マーヴェリックは、必ずパイロットたちを生還させると誓う。
 作戦は、レーダーに探知されない低空飛行で標的に接近すると言うものだ。
シミュレーションするが、パイロットたちはなかなか成功しない。
 マーヴェリックはアイスマンに呼び出されて、再会する。
アイスマンは病で、いつまで持つかわからない。
マーヴェリックは、ブラッドリーが自分を恨んでいると話す。
アイスマンは過去を水に流せと言う。
海軍にもブラッドリーにもマーヴェリックが必要だと。
 マーヴェリックは休暇をペニーと過ごす事に。
ブラッドリーの母親から、息子をパイロットにしないでと頼まれたと明かす。
マーヴェリックはブラッドリーの父親代わりになろうとしたが、失敗したのだ。

 作戦決行が1週間早まる。ウラン濃縮プラントの完成が近付いているのだ。
二段階で決行され、片方が失敗すれば作戦は失敗だ。
作戦完了後も、生還までには敵のミサイル追撃を受けるだろう。
 アイスマンが亡くなり、葬儀が行われる。
マーヴェリックは教官から外され、後任のミッチェル大佐は作戦を変更。
パイロットたちは、それでは敵ミサイルの餌食だと戸惑う。
マーヴェリックは勝手に機を飛ばし、時間内に標的破壊が可能だと証明する。

 マーヴェリックによって、彼の作戦は可能だと証明された。
命令違反を犯し、後ろ盾のアイスマンもいない彼は、
不名誉除隊となるか、編隊長として作戦に参加するかだ。
マーヴェリックは編隊長となり、メンバーにブラッドリーを選ぶ。
 作戦決行に。ブラッドリーは何かを言おうとするが、
マーヴェリックは帰還してから聞くと告げる。
 第一弾、第二弾ともに爆破。作戦は成功する。
だが、敵のミサイル攻撃を受け、ブラッドリーをかばったマーヴェリックが被弾。
ブラッドリーはマーヴェリックを助けようとするが、
上官は犠牲は一人でいいと告げる。。

 意識が戻ったマーヴェリックは、脱出して雪原で倒れていた。
敵ヘリが攻撃してくるが、戻ってきたブラッドリーが撃墜する。
ブラッドリーも被弾して脱出。マーヴェリックと合流する。
 敵基地にあったポンコツのF-14を奪って離陸。
追尾信号で、味方もマーヴェリックらだと気付く。
 気付いた敵機が攻撃。
マーヴェリックが撃墜するが弾切れになり、新たに敵機が現れる。
観念した時、かけつけた味方のハングマンが敵機を撃墜。
マーヴェリックらは空母に生還する。
 マーヴェリックはブラッドリーを命の恩人だとし、
ブラッドリーも、マーヴェリックを父の代わりだと言うのだった。

 と言う訳で、トム・クルーズの出世作の36年ぶりの続編。
何か大ヒットしたって聞きましたよね。
前作は劇場で観たけどあまり感心せず、本作は劇場へは行きませんでした。
 トムはパイロットとして最高速に挑戦していたが、任務で呼び出される。
完成間近である敵国のプラントを破壊する任務で
現在のトップガンである若きパイロットたちを、教官として指導する事に。
前作で死んだ相棒ガースの息子もいて、その間にいさかいがあったりする。
まあ、最後に打ち解けるのはお約束だとして
映画的にはトム自身も作戦に参加するに違いなく、
どういう理由で加わるのかが気になるところ。
実は、トムを教官に指名したのは、かつてのライバルであるバル・キルマーだった。
個人的には、バルはトムよりもお気に入りだったりして
本作も、バルがどういう風に出てくるかが気になっていた。
バルは、癌で普通には会話が出来なくなっていたとの事だが、
本作でも病と言う設定で登場。
推薦したバルが死に、トムが教官である必要がなくなり、
そういう事ならと、トム自身も作戦に参加する事に。
これはうまいやり方だと思ったけど、3作目が出来てもバルが出ないのは寂しい。
 クライマックスで、トムとグースの息子はプラント爆破に成功するが
撃墜されて雪原に取り残される。
なぜか敵基地にF-14が整備された状態であって、それを奪って帰還する。
この、「一度地上に降りる」あたりが
トップガンと言うよりはMIシリーズぽい印象。
飛行シーンがすごい迫力だからヒットしたみたいですけど
個人的にはその点はいまいちで、前半もちょっと退屈で
クライマックスのMIぽさで盛り返した感じ。
世間的にはそこが受けた訳ではないと思うけど。
 敵国がどこかははっきりせず。
ジェニファー・コネリー扮するペニーは、
前作でパイロットたちのあこがれの女性として会話に登場していたらしい。
メグ・ライアンが扮したグースの妻は、トムの話題に登場するが
ケリー・マクギリスの話題はたぶん出てこない。
コメント
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