「スティルウォーター」(2021年米)
ビル・ベイカー(マット・デイモン)
アリソン ビルの娘。現在はフランスの刑務所に
ヴィルジニー フランスで知り合った女性。舞台女優
マヤ ヴィルジニーの娘
シャロン ビルの義母
ルパルク アリソンの弁護士
ディローザ 元警官の探偵
オコネドー 大学教師
ネジュマ ヴィルジニーの友人
ルノー 演出家
起:ビルは、フランスで逮捕された娘アリソンを助けようとする。
承:ビルは犯人アキームの証拠を探し回る。
転:ビルはアキームを拉致してしまい、恋人ヴィルジニーに見放される。
結:新証拠でアリソンは解放されるが、彼女がアキームに依頼したとわかる。
スティルウォーターと言う町は、トルネードで破壊されたが再建を目指していた。
住人ビルは無職で、仕事探しを続けていた。彼は信心深く、娘アリソンを想って祈る。
ビルはフランス・マルセイユを訪れ、
刑務所にいるアリソンに面会する。
再審を求めるアリソンは、弁護士ルパルクに手紙を渡すように求める。
ビルはルパルクに会うが、再審は出来ないと告げられる。期待させるなと。
ビルはヴィルジニーと言う女性と親しくなり、ルパルクあての手紙を読んでもらう。
アリソンが無実を訴えている一方で、ビルの事は頼りにしていないとわかる。
アリソンは殺人容疑で逮捕され、既に5年刑務所にいて、残りの刑期は4年だ。
アリソンは、事件直前のパーティで会ったアキームが犯人だと訴えていた。
ビルは再びアリソンに面会。ルパルクが再調査する事にしたと称して安心させる。
アリソンはリナと暮らすようになり、恋仲になったが、
ある日帰宅するとリナが死んでいた。
その後姿を消したアキームが殺したと言うのだ。
ビルは探偵に相談。
仮に犯人を見付けても、DNA照合に1万2000ユーロが必要だと知らされる。
ビルは事情を知る大学教員オコネドーに聞き、スアドを紹介される。
ヴィルジニーに助けを求め、スアドに会う事に。
アキームについて聞くが、タレコミは嫌だと何も話そうとしない。
アリソンは3か月後から、毎月1日だけ仮出所できる事になる。
ルパルクから連絡はなく、ビルはしばらく滞在する事に決める。
スアドのインスタを確認し、パーティの写真を見付ける。
そこにアキームがいるはずだ。
バーの店長に写真を見せてアキームを探させるが、
金次第で誰でも刑務所に送る証言をすると言い出す。
ヴィルジニーは、無実の子を犠牲にできないと反発。
さらに聞き出そうとするビルと口論になり、ヴィルジニーはもう手伝わないと告げる。
ビルはアリソンに面会し、アキームの写真を確認させる。
ビルはアキームを探し回るが、男たちに絡まれ殴られる。
ビルは入院し、身元引受人としてヴィルジニーがかけつける。
面会に来た傷だらけのビルを見て、アリソンは彼が何かをしたと気付く。
ルパルクには断られたと明かすと、アリソンは怒り、ビルにもう来ないでと告げる。
4か月後。ビルはフランスに留まり、ヴィルジニーの家で過ごしていた。
アリソンが1日だけ仮出所できる事に。
ビルとはあれ以来話していないが、誰かが同行する必要がある為、アリソンと再会。
アリソンは殺されたリナの墓を参る。ドライブをしてお互いの話をする。
アリソンは、リナは浮気ばかりしたと言う。それでも会いたかったと。
アリソンは、ヴィルジニーやその娘マヤと意気投合。
アリソンは、ビルが母の遺品を倉庫に入れ、借金で廃棄されたと恨んでいた。
ビルは、もうバカはしないと約束。アリソンは刑務所に戻る。
しばらくして連絡を受け、ビルは病院へかけつける。
アリソンが首を吊ったのだが、何とか回復。
アリソンは刑務所に戻り、ビルは面会を続ける。
ヴィルジニーらとの生活も続き、彼女と愛し合うようになる。
ある時、ビルはマヤとサッカーを観戦するが、観客の中にアキームを発見する。
眠ったマヤを車に乗せて尾行。アキームを殴り倒す。
元警官のディローザに会い、DNA検査をしてほしいと毛髪を渡す。
マヤは、ビルが地下室に男を隠していると気付く。
実は、ビルはアキームを拘束していたのだ。
言葉はなかなか通じないが、
アキームが、あの子をいなくしてと言われたと話すのに気付く。
報酬として渡されたネックレスには「スティルウォーター」と書かれていたと。
それを聞いたビルはショックを受ける。
ある日、家に戻ると警官が来ており、地下室を調べると言う。
だが何も出ず、問題ないとして警官は退散する。
実はヴィルジニーは地下室の男に気付いて隠していたのだ。
ビルは巻き込む気はなかったと言うが、追い出されてしまう。
ディローザからDNAサンプルが提出された。
ビルは、十分な疑義があれば容疑者抜きで釈放される場合があると知らされる。
アリソンは釈放され、帰還したスティルウォーターでは式典が行われる。
家でもパーティが行われるが、
ビルはアリソンがフランスに旅立つ時に贈ったネックレスについて話す。
するとアリソンは、リナを追い出すだけのつもりだったが、
アキームが殺してしまったのだと明かす。
ビルはヴィルジニーとマヤが恋しいと感じる。
もう戻る事は出来ないが、彼女たちと過ごせたのは良い思い出だ。
詫びるアリソンは、ここは変わらないと言うが、
ビルは別の場所のように見えると話すのだった。
と言う訳で、マット・デイモン主演のサスペンス。
デイモンにはもう成人(だと思う)娘アリソンがいて、今までとは役柄が違う印象。
アリソンがフランスで殺人罪で逮捕され、
無実を信じるデイモンが奮戦すると言う話。
「96時間」あたりを連想するが、動き出したのは刑務所に入れられてから5年目。
残る刑期が4年で、もう後半に入ってんじゃん。
実は親娘は疎遠だったりして、アリソンも全幅の信頼を寄せている訳ではないのだ。
弁護士らが頼りにならず、デイモンは自分で調査するように。
ボーン風の活躍を見せるのかと思いきや、本作のデイモンはそれほど強くはなく
アリソンもこれ以上手を出さないでと告げる。
その後、フランスで知り合った女性と親しくなったり
アリソンとの関係も良好になったりする中、デイモンは真犯人らしき男を目撃。
男を拉致してしまう。
その暴走がちょっとしたサスペンスを生むが、凄くハラハラすると言うほどではない。
そして、たぶんあるだろうと予想した陰謀もない。
ボーン風のサスペンスを期待すると拍子抜けの所もあるけど
親娘を中心とした複雑な心情を描いたドラマとして観ると、割に面白い。
ビル・ベイカー(マット・デイモン)
アリソン ビルの娘。現在はフランスの刑務所に
ヴィルジニー フランスで知り合った女性。舞台女優
マヤ ヴィルジニーの娘
シャロン ビルの義母
ルパルク アリソンの弁護士
ディローザ 元警官の探偵
オコネドー 大学教師
ネジュマ ヴィルジニーの友人
ルノー 演出家
起:ビルは、フランスで逮捕された娘アリソンを助けようとする。
承:ビルは犯人アキームの証拠を探し回る。
転:ビルはアキームを拉致してしまい、恋人ヴィルジニーに見放される。
結:新証拠でアリソンは解放されるが、彼女がアキームに依頼したとわかる。
スティルウォーターと言う町は、トルネードで破壊されたが再建を目指していた。
住人ビルは無職で、仕事探しを続けていた。彼は信心深く、娘アリソンを想って祈る。
ビルはフランス・マルセイユを訪れ、
刑務所にいるアリソンに面会する。
再審を求めるアリソンは、弁護士ルパルクに手紙を渡すように求める。
ビルはルパルクに会うが、再審は出来ないと告げられる。期待させるなと。
ビルはヴィルジニーと言う女性と親しくなり、ルパルクあての手紙を読んでもらう。
アリソンが無実を訴えている一方で、ビルの事は頼りにしていないとわかる。
アリソンは殺人容疑で逮捕され、既に5年刑務所にいて、残りの刑期は4年だ。
アリソンは、事件直前のパーティで会ったアキームが犯人だと訴えていた。
ビルは再びアリソンに面会。ルパルクが再調査する事にしたと称して安心させる。
アリソンはリナと暮らすようになり、恋仲になったが、
ある日帰宅するとリナが死んでいた。
その後姿を消したアキームが殺したと言うのだ。
ビルは探偵に相談。
仮に犯人を見付けても、DNA照合に1万2000ユーロが必要だと知らされる。
ビルは事情を知る大学教員オコネドーに聞き、スアドを紹介される。
ヴィルジニーに助けを求め、スアドに会う事に。
アキームについて聞くが、タレコミは嫌だと何も話そうとしない。
アリソンは3か月後から、毎月1日だけ仮出所できる事になる。
ルパルクから連絡はなく、ビルはしばらく滞在する事に決める。
スアドのインスタを確認し、パーティの写真を見付ける。
そこにアキームがいるはずだ。
バーの店長に写真を見せてアキームを探させるが、
金次第で誰でも刑務所に送る証言をすると言い出す。
ヴィルジニーは、無実の子を犠牲にできないと反発。
さらに聞き出そうとするビルと口論になり、ヴィルジニーはもう手伝わないと告げる。
ビルはアリソンに面会し、アキームの写真を確認させる。
ビルはアキームを探し回るが、男たちに絡まれ殴られる。
ビルは入院し、身元引受人としてヴィルジニーがかけつける。
面会に来た傷だらけのビルを見て、アリソンは彼が何かをしたと気付く。
ルパルクには断られたと明かすと、アリソンは怒り、ビルにもう来ないでと告げる。
4か月後。ビルはフランスに留まり、ヴィルジニーの家で過ごしていた。
アリソンが1日だけ仮出所できる事に。
ビルとはあれ以来話していないが、誰かが同行する必要がある為、アリソンと再会。
アリソンは殺されたリナの墓を参る。ドライブをしてお互いの話をする。
アリソンは、リナは浮気ばかりしたと言う。それでも会いたかったと。
アリソンは、ヴィルジニーやその娘マヤと意気投合。
アリソンは、ビルが母の遺品を倉庫に入れ、借金で廃棄されたと恨んでいた。
ビルは、もうバカはしないと約束。アリソンは刑務所に戻る。
しばらくして連絡を受け、ビルは病院へかけつける。
アリソンが首を吊ったのだが、何とか回復。
アリソンは刑務所に戻り、ビルは面会を続ける。
ヴィルジニーらとの生活も続き、彼女と愛し合うようになる。
ある時、ビルはマヤとサッカーを観戦するが、観客の中にアキームを発見する。
眠ったマヤを車に乗せて尾行。アキームを殴り倒す。
元警官のディローザに会い、DNA検査をしてほしいと毛髪を渡す。
マヤは、ビルが地下室に男を隠していると気付く。
実は、ビルはアキームを拘束していたのだ。
言葉はなかなか通じないが、
アキームが、あの子をいなくしてと言われたと話すのに気付く。
報酬として渡されたネックレスには「スティルウォーター」と書かれていたと。
それを聞いたビルはショックを受ける。
ある日、家に戻ると警官が来ており、地下室を調べると言う。
だが何も出ず、問題ないとして警官は退散する。
実はヴィルジニーは地下室の男に気付いて隠していたのだ。
ビルは巻き込む気はなかったと言うが、追い出されてしまう。
ディローザからDNAサンプルが提出された。
ビルは、十分な疑義があれば容疑者抜きで釈放される場合があると知らされる。
アリソンは釈放され、帰還したスティルウォーターでは式典が行われる。
家でもパーティが行われるが、
ビルはアリソンがフランスに旅立つ時に贈ったネックレスについて話す。
するとアリソンは、リナを追い出すだけのつもりだったが、
アキームが殺してしまったのだと明かす。
ビルはヴィルジニーとマヤが恋しいと感じる。
もう戻る事は出来ないが、彼女たちと過ごせたのは良い思い出だ。
詫びるアリソンは、ここは変わらないと言うが、
ビルは別の場所のように見えると話すのだった。
と言う訳で、マット・デイモン主演のサスペンス。
デイモンにはもう成人(だと思う)娘アリソンがいて、今までとは役柄が違う印象。
アリソンがフランスで殺人罪で逮捕され、
無実を信じるデイモンが奮戦すると言う話。
「96時間」あたりを連想するが、動き出したのは刑務所に入れられてから5年目。
残る刑期が4年で、もう後半に入ってんじゃん。
実は親娘は疎遠だったりして、アリソンも全幅の信頼を寄せている訳ではないのだ。
弁護士らが頼りにならず、デイモンは自分で調査するように。
ボーン風の活躍を見せるのかと思いきや、本作のデイモンはそれほど強くはなく
アリソンもこれ以上手を出さないでと告げる。
その後、フランスで知り合った女性と親しくなったり
アリソンとの関係も良好になったりする中、デイモンは真犯人らしき男を目撃。
男を拉致してしまう。
その暴走がちょっとしたサスペンスを生むが、凄くハラハラすると言うほどではない。
そして、たぶんあるだろうと予想した陰謀もない。
ボーン風のサスペンスを期待すると拍子抜けの所もあるけど
親娘を中心とした複雑な心情を描いたドラマとして観ると、割に面白い。
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