２０１９／０７／２８ 「アルマゲドン２０１４」

「アルマゲドン２０１４」

マリサ・ノックス　地球物理学者
チェイス　潜水艦副長
マスターソン将軍　米軍代表（ロバート・ダビー）
エバン　学生

起：小惑星が地球衝突の危機に陥る。
承：小惑星を破壊する事はできず、地球の軌道をずらす事に。
転：苦戦する。
結：成功する。

　学生エバンは小惑星の地球衝突を探知する。
各国は対応を協議。
核ミサイルを撃ち込む意見が出るが、エバンは小惑星は破壊できないと言う。
危機を回避する手段は、地球の軌道を変えるしかないと。
　地球物理学者のマリサは、飲み屋で知り合った潜水艦副長チェイスと意気投合。
共に呼び出され、小惑星の対応協議に参加する。
飛来する小惑星は直径３２０キロ。
恐竜を絶滅させたのは直径１０キロなので、それよりもはるかに巨大だ。
太平洋のヤップ海溝で核爆発を起こし、地球を動かす事に。
巨大地震を引き起こして人類の半分が死ぬかも知れないが、放置すれば全滅だ。
　潜水艦が出航するが、マリサは２回の核爆発が必要だと言い出す。
だが、軍は１回しか無理だと言う。
　ロシアが独断で小惑星を攻撃。破壊に失敗して破片が飛来し、甚大な被害を出す。
基地も破壊されてエバンは死亡してしまう。
香港と中国南部が壊滅。
潜水艦も被害を受け、艦長が死亡。副長のチェイスが指揮するしかない。
　核爆発を起こすが、地球を動かすにはパワーが足らない。
マリサはサイパン火山を噴火させると言う妙案を出す。
太平洋戦争に残された地雷を誘爆させ、噴火を起こす。
これによって地球の軌道はずれ、小惑星の衝突は回避されたのだ。

　と言う訳で、いんちきアルマゲドンシリーズの１作。毎年来ますよ。
小惑星が地球衝突の危機に。破壊する事はできず、地球の軌道をずらす事に。
妖星ゴラスと同じ発想だが、あちらは巨大なロケットで動かしたのに対し、
こちらは大気圏内で爆発を起こしただけ。
それで軌道は変わるのかと言う疑問もあるが、
元のコースに戻さないのも気になるところ。衝突さえ避ければ良いみたいです。