「類猿人ターザン」(1981年米)
ボー・デレク主演のターザンもの。
ターザンものは戦前から無数にあるが
普通は、「〇〇のターザン」の「〇〇」にはターザン役の俳優の名前が入るもの。
監督はボーの夫だったジョン・デレク。
ボーはやたら脱ぎたがる人で、本作もそういう売りだとわかる。
ボー扮するジェーンは探検家である父パーカーを追ってアフリカのジャングルへ。
付近にはターザンと呼ばれる怪物の噂があった。
ライオンに襲われかけたジェーンはターザンに助けられ、彼が普通の人間だと知る。
なぜこんな所に野生の白人がいるかについては、全く触れられない。
さらに付近には、ターザンの統治が及ばぬ野蛮な原住民がいて
銃を持っているパーカーの隊がみすみす捕らわれてしまう。
そこでパーカーは殺されてしまい、
犯され寸前だったジェーンはターザンに助けられ、ジャングルに留まると言う話。
ターザンは会話できないので、ジェーンが勝手に恋に落ち
ターザンの方はジェーンの体が目的なだけなのではと言う印象も残る。
パーカー役はリチャード・ハリスで、ハリスとボーは「オルカ」でも競演している。
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