映画化にもなった「いのちの停車場」
先日、吊りし飾りを教えて頂いている先生からレンタル
先生は先に本を読んでいたが映画も観に行ったとの事
著者は現役の医者である南 杏子さん
第一章~第六章まで
現在、本当に直面している問題を取り上げているようだ
人生の終末を自宅でと思う人が多いであろう
欠かせないのが在宅医療
この本はその人に合った
その人が望む治療方法と・・・
専門用語で初めて耳にする言葉も出てくる
幹細胞治療
骨髄液から採取した幹細胞を培養して患者に戻す
脳梗塞・肝不全・腎不全の治療らしいが
医学はどこまで進化するのだろうか。
末期がん患者の進行過程
体重減少や全身の脂肪筋肉の消耗が徐々に進む
「ガン悪液質」と呼ばれる衰弱状態
これは聞いた事があるな~
勉強になった事が沢山書かれてある
その中でも涙したのは6歳の女の子の末期がん
幼い子が自分の死を受け止める現実
本の最後は
医師であり主人公とお父さん
お父さん自身は痛みに耐えかね安楽死を望み娘に頼むが
それに加担してしまうと自殺幇助で
罪になってしまう。
まだ本を読んでいない人は手に取ってみて下さい
映画を観た人も本を読んでみてはどうでしょうか。
昨日は雪、肩も痛くてプールは休んだ。
今日も痛みは変わらず、それに寒いのでプールには行かず。
先日、Hさんが貸してくれた本を読み始めた
主人公の田代は昭和24年生まれの団塊の世代
同じ24年生まれてあって8ページ目から興味が湧いた。
終わった人って?
定年を迎え、今まで仕事人間だった田代
カルチャースクールは年寄りが通うのだろう
スポーツジムも同じ、ジジババとは・・・
プライドが頭をもたげる。
しかし、インストラクターに年令と共に運動能力は落ち、
何かやっている人といない人の差は大きいと言われ
スポーツジムに通うようになる。
これからどんな展開になるのが興味津々
自分の事と照らし合わせ読んでいくんだろうな~
ハルメクの雑誌で紹介していた「今度 生まれたら」も
時間を見付け読みたいなぁ。
Hさんから借りた
名言じゃなくて金言
著名人が言葉にして掲載
読んでも突き刺さる言葉は、人それぞれ
林 真理子さんは
少しでもいいから「身の程」の上を目指してみる
普通は見の程を知れと言いませんか?
でも上を目指す事で変われるのかもね・・・
宮崎 駿さんは
何をやらないで死ぬより、やっている最中に死んだほうがましだ。
その他にこんな言葉も
2回目から断っていい、でも必ず1回はやってみる。
強い人が勝つとは限らない、私は出来ると考える人が勝つのだ。
今日という日は残りの人生の最初の日である。
下を見て笑うな、上を見て悔しがれ。
「もうトシだ」などと甘やかしてはならない。
いい言葉でも時間が経つと忘れるんですけどね
時々、本を読む事で何かを得ることが出来るかも
もう一冊
数ページ読むと
あ!これはTVドラマで見たよ
主人公を演じたのは三田佳子さん
愛人役を余貴美子さんだったな~
余貴美子さんは私の好きな女優さんなんです。
主人公のご主人が急死
その後のドラマの展開が面白くすぐに読んでしまった。
興味が湧いた人は読んで下さいね。
この先には?何があるのか?
私の事?いやいや
これは群ようこさんの本のタイトルです。
会社員から作家へ
収入の違いは・・・
いつ仕事がなくなるか分からないと
自分自身は慎ましい生活を心掛け
しかし、実母がその収入をあてに家を建て
自分は住まないがその支払いを
え!そんな事が許されるだ~
お母さんが倒れて病院に運ばれた時に
助かったのは半ばガッカリしてと書いていた。
正直な気持ちは分かるが
それって公表してもいい事なん。
この本の中でも触れていたが
「れんげ壮」を読んだ人が
主人公の真似する人も
「ゆるい生活」を読まれた方が
漢方薬の事を知りたくて出版社に電話をするなど
本に影響されるんですね~
そうそう、盗作もあったらしいですよ
文章の殆どだったとか
盗作とは知れず編集者が採用していたらしい。
そんな事もあるんですかね・・・
エッセイだけに現実性があり読んで面白い時もある。
夕方、借りていたH宅へ返却に行ったのですが
「あがって・・・」の言葉に
主人とちょっとお邪魔
長居してしまいごめんないね
本を読まなくなると読む速度も遅くなります
友人が3冊貸してくれたのはいつだったかな?
「れんげ壮」40歳代の主人公が結婚もせずに会社を退社
母親には住まいの事はナイショにし
古びた汚い木造アパートでの一人暮らしをする。
不自由な事あり・人間関係も
しかしその生活の中にも快さを感じ始める。
れんげ壮を読んで若い頃を思い出した
働いている時に一度一人暮らしをしたくて
アパートを見に行った事が
今とは違いマンションではなく
アパートと言うか間借り
生活を考えると私には勇気が無く
結局借りずに家から通った。
「かるい生活」はエッセー集
漢方の事が沢山書かれていたが難しい
私は東洋医学より西洋医学かなぁ
本の内容は著者が次の事を述べている
1・体をかるく
2・物をかるく
3・しがらみを軽く
要らなくなった着物や本を手ばなす
人間関係を整理し心身共に健康的になていくと
さてさて
私はどうあるべきかな・・・