櫨染のサンプル布染色に成功したので、いよいよ展示会用作品の染色をすることになりました。
せっかく大きな布を染め上げるわけですから、報道機関の方に知らせて見て頂くことにしました。幸い大きな事件もなかったためか、各報道機関の記者も来て染色風景を取材していただきました。
見事に黄色の芯が入っています。
芯を薪にした状態。これをさらに細かく砕いてチップにして煮出しやすくします。
今回は1.2kgの芯材を使ったそうです。煮出した液体は割と薄い色なのに、布(ちりめん)を入れるとどんどん美しい黄色に染まっていきます。夢細工の小室さんによると「櫨は染色の素材としてはめちゃくちゃ優秀ですね。」とのこと。ただしやはり染色に使うには、かなりの量の芯材が必要となってくるので、確かに今まで櫨染をする人が絶えていたのもうなずけます。
右が櫨に灰汁をいれて、少々濃くなった黄色。左は蘇芳(すおう)を延喜式通りに入れた黄櫨染。
伝統的な草木染めでこんなにも美しく鮮やかな色が出るとは。櫨染が良いと褒められると、自分が褒められたかのような気持ちになりますね。これらの染色作品は櫨の魅力展で一般の方々にお披露目する予定です。
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右が櫨に灰汁をいれて、少々濃くなった黄色。左は蘇芳(すおう)を延喜式通りに入れた黄櫨染。
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