松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

キャンドル作り体験研修と鶴屋最終日

2009-09-30 06:01:02 | 販売奮闘日記
今日は午前中は櫨キャンドル作り体験を紅い櫨の庵さんで行いました。

参加者対象は久留米商工会に入っている方達で、題して「地元を知るツアー研修」。

灯台もと暗しというように、案外地元の人は地元を知りません。

そこで久留米で観光に携わっている人達が、実際に地元の観光ツアーに参加することで、外からの観光客に御案内できるようにしようというのが研修の目的です。

ツアーの主旨がよかったせいか、参加者は当初の予定(35人ぐらい)より遥かにオーバーしていき、な、なんと54名+スタッフ数名が動くことになりました。

54名が同時に櫨キャンドルを作っちゃう?ひぇ~~。

今まで体験教室をしたのはMAX15人だったので、自分が54人を相手にするってできるんだろうか?!

やったことのない事ってのは想像もつかないから、無鉄砲なことでもやれちゃうもんですね。それに実際、15人も54人もやることは同じ。マイクを持って説明していけばいいわけです。

この日のために、櫨並木近くに店のある「Chandelle」さんと秋月の「水の音 土の音」さん(上の画像)に「紅い櫨の庵」オリジナルのキャンドルホルダーを発注し、素晴らしい作品を作ってもらいました。


準備がほぼできた時の店内の様子です。

櫨キャンドル+キャンドルホルダーに、コーヒーもついて1300円。それに今回は特別に櫨の石鹸のお試し体験もしてもらい、宮原タオルさんのタオルもついていたので、参加者たちも大いに喜んでいました。

八女のちょぼくれ公演の受け付け係から引き続き、今回石鹸の泡立てで大活躍したYちゃんは15才。今後も当委員会の最年少仲間として、お目見えすることになりそうです。

無事にツアー参加者たちを送り出して片付けた後、午後からは熊本鶴屋デパートに行きました。

今日は鶴屋デパートでの「ひだまりちっご筑後展」の最終日だったんです。ロォーリングさんの車に乗せてもらい熊本へ。

行ってから気がついたんですが、熊本って都会!なんか車がたくさん通ってるよ~。しかも鶴屋デパートは一番中心地にあって一方通行が多い超難易度高い場所だったんです。た、助かった。ロォーリングさんと一緒で。


8Fの催事場へ行くと端っこの方にキレイに並べてありました。

山登りでご一緒いている南の城さんが忙しい時間の合間を縫って来てくれたので、一緒に夕食を食べて、それから売り場に戻ってぶらぶらしながら挨拶回り。搬出時間になると「ひだまり」のお馴染みの仲間が続々と集結してきて、一気に後かたづけして撤収です。

今回はほとんど時間がありませんでしたが、もともと熊本は櫨の産地のメインですから、今後も櫨関係でご縁があるかもしれません。

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都城の弓師さん

2009-09-28 23:20:36 | 和弓と櫨
都城へ行ったのは弓職人さんの現場見学でした。
以前から弓職人さんの現場を見たいなぁと思っていたので、思いきって訪問してきました。

上の画像は横山黎明弓製作所。訪問したのは日曜日だったので作業はお休みでしたが、できたてのホヤホヤ弓や修繕を待っている弓がズラリと並べられていました。


これは弓の形を作っている打ち込みの様子。竹弓の中で最も美しいと言われる姫反りラインを作っているトコロ。微妙で繊細なカーブが出来ていますね。


真竹の説明をしていただきました。見た目が美しい竹弓が好まれるので、染みがある竹は外していくのだそうです。たくさん切ってきても、製品化への段階でかなり落とされていきます。


煤竹を作っている室(むろ)です。鋸屑を使って半年以上燻しているそうです。


美しく色のついた煤竹。輝いていますね。


こちらは南崎寿宝弓製作所。昨年新築されたばかりだそうで、広くて使いやすそうな作業場所になっていました。


こちらは櫨の芯材の保管場所。貴重な櫨の木が自然乾燥されています。櫨の木は年々少なくなっているので、どうやって供給もとを確保するかが問題です。


こちらには新しい弓が並べられています。なんと6寸伸びの弓がありました。外国人からの注文なんだそうです。


こちらは楠見弓道場。こちらの弓道場には楠見さんだけではなく、いろんな弓職人さんも来られて練習しているとのことでした。

アットホームな弓道場ですね。

駆け足で訪問しましたが、職人さんとの会話ではいろいろと学ぶことが多く、とても勉強になることばかりでした。

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都城へ

2009-09-27 23:06:27 | 美味しい食事
今日は都城へ行ってきました。

日曜日のETCで高速1,000円。気軽に宮崎県まで行けるなんて、いい時代になったもんです。といっても田主丸から都城まで、軽でのんびり走りながら行くと片道4時間ぐらいかかりました。

道の駅のレストランが満席だったので、近くのお食事処「粋(いき)」に寄りました。

店内は木造の仕切りがあってまるで迷路みたいです。


メニューを見ると

「箱膳」!そうか。この店内自体が木の箱なんだ!というわけで箱膳を注文。


小鉢も肉も刺身もいろいろ入った幕の内弁当みたい。コーヒーもついていました。
家族連れや女性に人気の店らしくて、お昼時の店内はお客さんでいっぱいでした。

…で、別にココだけに寄るために都城まではるばる来たわけじゃありません。他によるトコロがあったんですってば。

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キャンドル作りとスローフードバイキング

2009-09-26 21:09:25 | その他
引き続き八女でのレポートです。
八女の祭り期間中、東京からキャンドル作りの愛好家グループが八女に来てくれました。

パラフィン蝋による美しく多彩なデザインで多くの展示会を開いているグループで、今回は日本の櫨蝋を学ぶツアーに来たのでした。

普段から蝋に親しんでいる方達ですから、櫨蝋を学ぶ目も真剣です。大西さんの手がけ実演をしっかり見学し、実際に自分で手がけを体験するプログラムツアーも取り入れ、その後は櫨の石鹸をお試し体験してもらいました。



この方達はもちろん「八女のちょぼくれ」公演も観て、その日は八女に宿泊。そして…



次の日は筑後市へ移動して、地元の方達との「キャンドル作り体験&スローフードバイキング交流会」を行ったのでした。

このイベントは7月から計画してきたもので、地元の食を東京の方達に食べてもらうと同時にキャンドル作り体験を行うことが目的です。キャンドル作り体験は数に限りがあるので予約制にして、あとは続々と集まってくる地元の方に食べてもらいました。



地元の栄養士さんの協力を得て、なんと80品目がテーブルに並べられました。地元の素材を生かした昔ながらの料理の他、現代風のアレンジをしたものもあり、とても全部の種類は食べられないほど。お腹いっぱい食べました。

お腹

食べた後はキャンドル作り体験。みんなは未体験の人たちばかりなので興味しんしん。目を輝かせながらカラフルなパラフィン蝋を見ています。

あまり温度を上げると焼き付いてしまい臭いがするので、温度調整に気を配りながら温めていきます。


今回はカラフルなモザイクカップキャンドルをみんなに作ってもらいました。私も一つ作りました。


参加した人たちはみなカワイイキャンドルに大喜びでした。

櫨蝋に興味を持つ人は、最初はアロマキャンドルなどのパラフィンキャンドルから入ることも少なくありません。櫨蝋は価格が少し高いこともあり、ちょっと敷居が高く感じてしまいますが、安いパラフィンキャンドルから入って櫨蝋を知るってコースもアリなのかな?とも思います。

少なくともこの愛好家グループは明らかにパラフィンから櫨蝋へと興味と感心を広げてきたからこそ、八女に来たのです。グループの方達も、実際に櫨蝋を見て手がけ体験したことは、とても印象に残る体験だったようです。

こうした交流が時々行うことができれば…。

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燈籠人形奉納公演 千秋楽

2009-09-25 23:24:32 | 感動したモノ
八女の燈籠人形祭りが終わって、ようやく一息ついたので千秋楽公演をレポートします。

夜8時頃、夕飯食べてから福島八幡神社にお参りです。祭りのクライマックスが近づいているので人も多かったです。

このお賽銭、毎年、封筒に入れた一万円札が入っているらしいです。ところが誰が入れてるのかわかりません。それで賽銭箱管理の人達が、一万円を納める人の顔を拝みたくて毎回注意して見張っているのに、ついに今年もわからず仕舞いだったんですって。案外身近な人が入れてるような気がしますが、謎のまま、わかんない方がいい時もありますね。


公演が始まる前、舞台を見学に行きました。


人形のカラクリと操り方の説明を受ける人達。


子供が座る後見役席から舞台を拝見。


舞台裏から観客席を拝見。いい気分。でも後で観客席側から見たら、結構見えるところです。


三階の囃子舞台。三味線や鼓を持った方が集合しつつありました。


複雑な構造の舞台。これが毎年組み立てられ、解体されるのを繰り返してるとは。


千秋楽は一人ずつ名前が呼ばれます。みんな笑顔で観客に応えていました。


全部開け放しての舞台が始まりました。


横使いがはっきりわかりますね。うん?どこかで見たことのある人が写真撮ってる…。


終了後の挨拶。感無量のひとときです。演ずる方も見る方も、八女の人々は毎年これを楽しみにしてるんですね。

千秋楽公演を観ているうちに、「八女のちょぼくれ」を思い出しました。

江戸時代に大倹約令が出て燈籠人形公演を禁止しろとのお達しが出た時、いかに八女の人々が憤ったかわかるような気がします。

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八女のちょぼくれ公演

2009-09-24 23:39:25 | 復活奮闘日記
ようやく八女から帰って来ました。今まで櫨のイベントや活動をしてきた中で、最大級に大変な4日間でした。

なんといっても和蝋燭創作舞踊「八女のちょぼくれ」です。

アイディアを形にして一つのイベントを成し遂げる時ってのは、本当に大きなエネルギーがいるけれど感動も大きいってことを、今更ながら実感しました。

画像はリハーサル公演(9/21)時の外観。オバルさん撮影です。和蝋燭の灯りを演出するには暗闇が必要です。

石灯籠に櫨キャンドルを入れて外側を和紙で囲みました。暗くなると自動で点灯する電灯は電球を外したり、黒い紙で覆ったりして、できるだけ闇を作りました。

正門付近に八女学院の男子高校生数人を配置し、八女提灯を持たせました。

受付付近から門を見ると、提灯の丸い灯りだけがゆらゆらと揺れ、お客様を伴って御案内する男子高校生が近づいてくる演出です。すでにここから和蝋燭公演は始まっていました。

照明を落とした控え室のすぐ横の中庭に和蝋燭を数本灯しました。小雨が降ってきたので和蝋燭が消えるなぁと残念に思いながらじっと見ていると、な、なんと雨の中で力強く燃えているではありませんか。観客は席への案内が始まるまで、中庭を見て静かに過ごしていました。


寿寛聖さん舞踊による演目「五重の塔」です。両側に和蝋燭をスポットライトのようにかざしているのは、「差し出し」と呼ばれる演出で、江戸時代の歌舞伎にも使われました。踊りに合わせて効果的に光を照らしています。

そして…

「八女のちょぼくれ」です。高校生たちは約一ヶ月間、一生懸命声を出して歌詞を覚え込みました。リハーサル公演では制服だった生徒も、本公演では全員が浴衣姿になりました。

実を言うと、この公演のためにわざわざ浴衣を購入させるのは主催側としては気が引けるので、絶対に浴衣で揃えろと指示したわけではありません。しかし今回の公演で花柳一門の洗練された立ち居振る舞いに触れて教えを受けることで、高校生たちには明らかに変化が起こったのです。

挨拶の時は座って手をついてお辞儀をし、ぼんぼりや提灯は少し腰をかがめて低めに持って案内しながら「足下にお気を付け下さい」と気遣う様子に、こ、これが現代の高校生なのか?と目と耳を疑うお客様が続出しました。

また、「ちょぼくれ」は歌詞が6番まであるので、時間は15分ぐらい。その間、正座に慣れていない高校生がヨロヨロと無様な格好をしては申し訳ないと、リハーサル公演の練習時には長椅子を用意していましたが、寿寛氏は長椅子をやめさせ、正座を指示しました。この思い切った指示に主催者側としても内心ドキドキ。見守るしかありません。結果は?


誰一人、ヨロヨロもグズグズもモジモジもすることなく、教えられた通りに姿勢を正し、正座で立派に15分通しました。

高校生の唄の出来はというと、最初にできた「ちょぼくれ」のデモ録音を聞いた私としては、あまりの成長ぶりに驚きました。だって最初は男の子の声が小さくて、ボソボソ不気味に唱えていただけだったんですよ。それが本番では声を張り上げ、歌詞の意味を丁寧に教えこんだ杉山先生の意を汲み、言葉をはっきりと発音することで、「ちょぼくれ」のストーリーの面白さと八女人の心意気を表現しました。

もちろん素人の高校生なんですから、燈籠人形公演で演じられるようなお謡いの上手さには遥かに及びません。しかし精一杯に努力している人を目の当たりにすると、自然に感動がわき上がってくるものです。


昔話を題材にした「天狗の隠れ蓑」。滑稽な話の内容を寿寛氏が豊かに表現して面白さを際だたせていました。電灯のなかった昔、わずかな灯りの下で、庶民はこのように楽しんだのでしょうか。

明々としたネオンと蛍光灯に囲まれた現代では、暗闇は追い払われています。しかし本来、光は暗闇あってのもの。公演の間、効果的な暗闇とほのかな灯りの中で過ごすうちに、観客もスタッフも高校生たちも皆、和蝋燭に心癒されていきました。

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いよいよ明日から八女の祭り

2009-09-21 01:28:51 | 販売奮闘日記
いよいよ八女の祭りは明日から。

今日はギャラリー房屋さんに行って大掃除。昨年までは入ってすぐの黄金スペースが倉庫みたいにモノが重なり合ってましたが、今年は従業員さんらによって必要のないモノは撤去され、ちょっとしたテーブルスペースができました。

長テーブル二つを置いたらビデオを見てゆっくりできるスペースの出来上がりです。これは良い感じ。

今年はちょっとした飲み物を出したりして、房屋に来られる方のおもてなしができそうです。

房屋さんちは中心部からは10分程歩く距離にあるので、来られる方は結構一息つきたくなるんじゃないか、以前からこうした形でのお客様への対応ができるといいなと思っていたので、とても嬉しくなりました。

ちょぼくれのチケットはまだまだ…あります。ぜひお近くの方は来られてください。

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櫨と中原町

2009-09-19 21:52:57 | 復活奮闘日記
中原町の続きです。中原の豊かな自然を守る会のTさんに案内されて白坂公園付近へ行きました。

中原町は町の木が「櫨」で、他の町と比べ町内に比較的多く櫨の木が残っています。しかし私が一番驚いたのが最近できたばかりの公園です。


子ども達が水辺で川遊びできるように作られました。その真ん中に立っているのはなんと大きな櫨の木なんです。

会の会長Tさんに「櫨マケするから伐採しろという意見はなかったんですか?」と聞くと
「う~ん。昔はメシのタネだったわけだから…。」というお答え。

櫨は財政を潤わしたのはどこの地域でも一緒。しかしその事を他の地域の人々は忘れ、櫨に感謝どころか邪魔者扱いしているのが現状です。

櫨の実が既にちぎられなくなり、お金にならなくなった今でも故郷の風景として愛着を持って迎えられている姿を見て、私は中原町の人々の大らかな人間性を感じました。

町内にある鷹取山には櫨の木がたくさん残っており、秋には美しい櫨紅葉が見られるとのことです。


今年は時期に合わせてひまわりも植えられていました。


黄色いひまわりと紅い櫨のコントラストを見に、今年はたくさんの方が来られることでしょう。

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中原町で櫨蝋絞り

2009-09-18 22:01:40 | 復活奮闘日記
今日は佐賀県みやき町(旧・中原町)の「中原の豊かな自然を守る会」による櫨蝋絞りを見学に行きました。

中原駅からふと見ると大きな煙突があります。一番に思ったのは「醤油屋さん?」。違います。

石橋家という地元の大きな櫨蝋屋さんのものです。中原駅のホームからも見えるレンガ造りの煙突は、今では使われていませんが、地元の人々にとって故郷のシンボルのような存在です。

昔、櫨蝋産業が盛んだったこの町で、同会の皆さんが独自の櫨蝋作りを始めたのは一年ほど前のことだそうです。既に当時の機械はほとんどが古くなったり失われているので、代替できる現在の機械を応用して自家製の櫨蝋絞り器を作ったのだそうです。

23日夜に行われる綾部神社の祭りでは、この櫨ろうそくを竹灯籠にして初めて灯すとのことで、皆さんも張り切って作業に打ち込んでいました。

同会の皆さんは仲が良くて、それぞれ楽しく分担の作業をしていました。

こちらは櫨の実から小枝を取る作業


実を粉砕して粉にしていく作業


薪をくべて蒸気を送っています。


蒸気で蒸した実の粉を、ジャッキを利用した自家製圧搾機に入れます。


出ました!お馴染みの生蝋が出てきました。


生蝋を型に流し込んでいます。


空き缶を利用したカップ型櫨ろうそくができました。

私はこの芯に注目しました。石橋家に残っていた古い和ろうそく用の芯だそうで、いつの時代のものなんでしょうね?真綿の回りに一本だけ巻かれた灯芯草の髄。モノが足りなかった戦時中から戦後にかけての時代なんでしょうか。時代を反映した歴史的貴重な「芯」として博物館とかに展示してほしい代物です。

今日はNHK佐賀さんも取材の打ち合わせに来られていました。竹灯籠の様子が10月8日朝7時台のニュースで放送される予定とのことです。ぜひ見なくっちゃ!

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ネット活用講座 第二期 二回目

2009-09-18 00:25:14 | 販売奮闘日記
今日はお馴染みネット活用講座第二期の二回目。

だんだん専門的用語が飛び交って、より具体的な作業をしていく段階になりました。

しかし、裏技的な作業を説明される講師の先生の話を聞いていると、なんとなくゲームの校略方法を聞いているような気になってきます。

そもそもインターネットの世界は新しくて、昔からの知識を積み上げたメソッドがあるわけでもなく、日々新しくなっていく世界にどうやって素早く対応して販路を拡大していくかが求められています。

なんとなくHPのタイトルとかメタタグとかキーワードを決めるなんてもってのほか。もっと人が立ち寄れるような言葉を精査して書かなくては。

というわけで自分のホームページのディスクリプションを
まじまじと見てみると「松山櫨復活委員会のホームページ」になってる。
戦略も何もあったもんじゃありません。そのまんま。

先生のご指導はというと…


やれやれ。はやく宇宙言葉に慣れなくちゃ!

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デザインワークショップ

2009-09-16 23:11:49 | 販売奮闘日記
今日は、えーるぴあ久留米で行われている、月に一度のデザインワークショップ。

今回の事例発表は黒豚コラーゲンプルーナと小原木工さんでした。

日本の化粧品市場は非常に大きく、化粧品会社は2~3000社あると言われています。出回っている化粧品も小さな会社から有名な大企業まで星の数ほどあります。

黒豚コラーゲンプルーナは、「鹿児島産黒豚」をモチーフにすることで競合する他の化粧品との違いを出しています。

黒豚が化粧品??

焼き肉ならともかく化粧品に黒豚を持ってくるとは、とても大胆なアイディアです。
人によっては無謀ととられるかもしれません。

私は昨年の福岡産業デザイン賞で初めて知ったのですが、

「黒豚ねぇ…。」となかなか素直に飛びつくことはできませんでした。

化粧品というのは自分の肌に合うかどうかが心配なので、すぐに乗り換えたりはしないものです。しかし気に入ったらリピーター率が非常に高いというのも特徴で、そこが化粧品業界の魅力なんでしょう。

化粧品をどうやって市場にうちだしていくか。代表のMさんはとてもアクティブな方でいろんな手を打ってきましたが、イメージの打ち出し方が拡散しすぎて印象が薄くなっている感があるとの指摘があり、私にとってもそういう意見は非常に参考になりました。

ちなみに乾燥肌の私も一つ購入して、この冬は試してみることにしました。



こちらは小原木工さん。大川家具の木工職人さんです。

杉の板をL字型に組んで、なんとボルト一本で締めるスツールを作ってらっしゃいました。画像は小さな模型です。

杉板に色をつけると、より組み方が鮮明にわかっておしゃれなスツールができあがります。

組み方によってはいろんな形が出来上がるのも面白いので、積木みたいにいろいろ形を作ってみたくなります。とてもユニークな作品だと思います。

私はログハウスの中とか、公共の場所での椅子とかが頭の中に浮かびました。どういう展開をされていくのかそれも楽しみです。

さて、今回でデザインワークショップは一巡しちゃったので、次回はまた「大前」の私の番が来ます。

早いなぁ。もう?って感じ。しかしデザイン賞も間近。本腰を入れて「新商品」に取り組まなくちゃ!

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まち旅博の予約が始まった!

2009-09-15 20:53:02 | 販売奮闘日記
今日から久留米まち旅博の予約が始まりました!

久留米まち旅博の公式サイトはこちらです。

気になる「櫨キャンドルを手作りで」のツアーは、昼ぐらいに紅い櫨の庵さんから電話があって、

「もう満杯になっちゃった。もうちょっと定員を増加する?」という申し出があり

よおし!もうちょっと入れてみるか!と二人で盛り上がり、定員を急遽増やすことに。

当日は1,500円でバイキング料理も用意しているとのことので、櫨キャンドルを作り終わってからマクロビバイキング料理を食べることもできるそうです。

他のプログラムも、続々と満席になっているようですので、予約はお早めに!

予約の速報は久留米まち旅オフィシャルブログで見てね!

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杣のけやき染め工房

2009-09-15 00:10:34 | 櫨染(はじぞめ)プロジェクト
矢部村に行ってきたのは「杣のけやき染め工房」を訪れるためでした。

ここはOさんの草木染め工房で、主に染め体験と機織り体験ができます。

入り口には染めに使う小枝のチップが干してあります。



工房の中は、草木染め特有の柔らかい色彩の洋服や小物が並んでいます。


奥には機織り機も数台あって、子ども達の体験にもぴったりですね。


様々な色の糸があります。


ここは名前のとおり、けやき染めを主にいろんな草木染めをされていますが、もちろん私が来たからには「櫨染」です。

さてさて、どのようにできるでしょう?

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矢部村に行ってきた

2009-09-13 22:46:37 | 復活奮闘日記
今日は矢部村の杣の里に行ってきました。

途中、水が溜まらないというウワサの日向神ダムを通ってみると…

やっぱり溜まってなかったです。昨日は雨が降ったわりにこうですから、よっぽど溜まらないんでしょう。ああ、なんか物足りない感じ。

杣の里には大吊り橋があります。


吊り橋を見ていたら歩いてみたくなりました。



吊り橋の入り口です。
よく見たら、この看板、木のウロをうまく利用した看板になってる!さすが杣人の作品です。



このハシ渡るべからず。吊り橋は真ん中を通るんじゃ。
でも真ん中を通っても揺れる揺れる…。

え~~。もちろん私は杣の里に遊びに行ったわけじゃありません。
吊り橋は歩いたけど。

ここ、このクラフトハウスに用があったんです。ここには素敵な方がいました。



この続きはまた今度!

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お知らせ_熊本鶴屋百貨店でひだまりちっご展

2009-09-12 23:39:28 | 販売奮闘日記
今日はお知らせです。
今月の23日から29日まで、熊本市にある鶴屋百貨店8階催事場で、ひだまりちっご筑後展が開催されます。

当委員会の商品も展示販売されます。なんせ熊本で販売するのは初めて!和ろうそくや真櫨きゃんどる、そして櫨の石鹸とかが、熊本の人に受け入れられるかどうか、ちょっと不安な気持ちもあります。

でもよく考えたら細川藩も櫨を奨励して多くの櫨蝋を産出してましたし、今でも櫨蝋の主力産地は熊本県だから櫨と非常に縁が深い土地柄なんです。ま、若い人は知らないんだろうけどさ。

そんなわけで、今のところ一方的に私が熊本の人に櫨を知って貰いたいという思いがあるんですが、その事をどうやって伝えたらいいのか。

とりあえず今回は熊本の地で、櫨の商品を並べて見てもらうことが一つのメッセージになればいいなと思っています。

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