松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

櫨屋敷のツワブキ庭

2013-11-14 07:24:11 | 美しい風景
ツワブキ
キク科ツワブキ属の多年草。ツワブキの名は、艶葉蕗(つやばぶき)、つまり「艶のある葉のフキ」から転じたと考えられている。(by Wiki)

紅葉が進んできた櫨屋敷の庭はツワブキもたくさん咲いています。きれいな黄色が緑の深い日陰の場所によく映えます。

春先にガーデニング教室の準備のため、ずいぶんフキを刈り込みました。それがかえってよかったんでしょうか。

夏にだ~っと増えてきて、今、こんな感じです。



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八代花火大会

2013-11-10 02:58:42 | 美しい風景
今日は八代花火大会に行きました。
なぜ行くことになったかというと、9/17の花火動乱蜂での撮影に心残りがあったのでした。ちょうど花火撮影では年期の入ったbaliさんが誘ってくれたので、思い切って行くことに。

全国の花火師が競う有名な大会なので、プログラムもフィギュアスケートみたいに単発とスターマインなど、職人技の規定とフリーの演技みたいなのがあって、素人でも十分に楽しめました。

上の画像はオープニングのナイアガラ。華やかでした。





やっぱり難しいです。この画像では、生で観た動きと華やかさには到底及ばない…。



もう最後はあきらめて、正面の空をひたすら眺めてました。

今回はHeliosというミュージック花火があり、オリンピックの音楽のような鼓動を感じさせる素晴らしい花火でした。



う~ん。ますます心残りになってしまいました。

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故郷の風景

2013-09-20 12:14:25 | 美しい風景
今朝、近くをジョギングした時の風景を見ながら、ふとこんな話を思い出しました。

第二次世界大戦中、日本の首都が山を隔てた八女に遷都する構想があったことです。
八女に都が移ろうとした?

今から考えると、なんだか現実離れしていますが、当時は大まじめに検討されていたようです。

それで、この風景をみているうちに、もしも八女が首都になっていたら、この故郷の風景はきっとなくなっていたんじゃないかなと思いあたりました。きっと耳納山にはいくつものトンネルができたり、高層ビルが立ち並び、大勢の人が行き交う商業的な町か、あるいはベッドタウンとかになっていたのかもしれません。

実際にはその偉大な構想は潰え、広い空と青い耳納山が横たわり、今日もJR単線の脇に大きな楠が立っています。最近はここいらも少しずつ田んぼが住宅地になってきたので、十年後にこの楠の木があるのかどうかわかりませんが。

私はいろんな場所で、櫨の話をしながら故郷の風景のことを話しますが、人々の心の目が彷徨いながら探すのは故郷の田舎の風景です。

その風景は、皆、それぞれの宝物のように美しいもの。大切なものです。

田舎にいると当然のようにこの風景の美しさを享受していますが、実は非常に希なことだということに気づくと、それだけでささやかな幸福を感じることができます。

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花火動乱蜂の撮影に初挑戦!

2013-09-17 05:52:36 | 美しい風景
久留米市山川町で行われた「花火動乱蜂」に行ってきました。



私はろうそくを撮影したことはあっても、花火を撮影したことはありません。
難しいってわかりきってるし、自分には到底撮影できっこないと、はなからあきらめていました。

でも撮影の絶好の場所を確保したと誘ってくれたYさんのおかげで、これも何かのご縁かと動乱蜂撮影に挑戦してみることにしました。

この動乱蜂、カメラマンの間では花火の中でも最難関と言われるほど撮影が難しいそうです。

普通は打ち上げ花火をドンドンとたくさん空に打ち上げていきますが、動乱蜂は池の上にナナメに打ち上げて一瞬で終わってしまうからです。三脚すら持って来なかった初心者の私ですが、何事も挑戦です。

Yさんから余った三脚をどうにか借りて、動乱蜂の前座である打ち上げと仕掛け花火でなんとか調整してみることにしました。

ついでに隣で本格的な三脚を広げていたアマチュアカメラマンのおじさんに絞りやシャッタースピードの設定をアドバイスしてもらうと、
「えええ。そんな設定、普段の日中の撮影じゃ、ありえんやろ」
みたいな設定値でした。

もちろん、動乱蜂ならではの設定値で、打ち上げ花火とも少し違います。

とりあえず、こわごわと打ち上げ花火を撮影してみたのが上の画像。



こちらも。

そしていよいよ本番。どきどきしながら動乱蜂の出番です。アナウンスが終わると、轟音とともに始まりました。
息を止めてシャッターを押して連続撮影しました。




…で、撮れたのがこの画像。



あ…orz だめだ。こりゃ。露出オーバーです。

本当はものすごい迫力とちるちるちるちるっとした光の流れがあったのに…orz

まさしく花火で玉砕されました。

一応、地元の観光コンベンションのサイトはこちらです。

周囲ではアマチュアカメラマンの方達の交わす言葉が聞こえてきました。

「ああ、またうまく撮れませんでしたな。」
「いや、ほんと、でもうまく撮れないからこそ、面白いんですよ。次回への参考にしますよ。」

まさしく、ムラムラと私も同じ思いがこみあげてきました。
花火撮影の魅力にはまってきたのかもしれません。

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陸自ヘリ試乗体験

2011-07-03 06:39:00 | 美しい風景
陸上自衛隊久留米駐屯地で行われた、ヘリ試乗体験をしてきました。

よくニュースとかでヘリによる人命救助を見る時、たぶん私はヘリコプターに乗ることができるなんて、一生ないだろうなとか、ぼんやり思ってましたが、一度は乗ってみたいものだなとも思ってました。

いやぁ、夢が叶って感無量です。
なんという貴重な機会。

iPhoneで撮影しましたが、タテ置きにしたので、なんだか覗いているような画面になってしまった。
陸自ヘリ試乗体験


八女・筑後地区方面の上空を飛びました。

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河童の季節。

2011-06-13 08:13:56 | 美しい風景
おとといからずっと雨が続いていましたが、今朝は雨がやんだのでiPodで撮影してみました。

巨瀬川には河童伝説があります。


川沿いには河童神社もあるし、ゆたゆたと渦巻く水を見ていると、
こんな日は河童が喜んでいるんじゃないかとか思ったりして…。

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オープンガーデン彩の会

2010-04-25 23:35:25 | 美しい風景
昨日と今日はオープンガーデン彩の会の開催日。恒例の庭めぐりをしてきました。

上の画像は高山果樹園で。今は柿若葉が美しい季節です。園主の高山さんやお友達とコーヒーをいただいて楽しいおしゃべりをしてきました。


こちらは井上果樹園。エントランスがまるで映画とかに出てくるような雰囲気です。小道を奥へ行くと水辺にクレソンが自生したビオトープガーデンがあるんですよ。香りの良いニッキティーをいただきました。


華の石垣ではログハウス風のデッキで、シシカレーをいただきました。シシ肉が軟らかくてとても美味しかったですよ。


吉祥園はオープンガーデンの園の中でも一番高い場所にあります。眺めも最高ですが、山の空気が澄んで気持ちよかったです。こちらでもシシ鍋をいただきました。


こちらはクリスマスローズyoshiko。クリスマスローズは結構コアなファンが多いそうです。花の時期が終わったとはいえ、700鉢の苗は壮観です。小道の脇には石が効果的に埋め込まれています。

こちらでは小豆のおこわや美味しい味噌汁をいただきました。この頃になるとかなりオナカもいっぱいになりました。

こちらの田中さんの味噌は道の駅とかでも販売されているそうです。それに奥様のプロ並みのハーモニカ演奏も素晴らしかったです。

このオープンガーデン巡りは庭の素晴らしさもさることながら、毎年ほとめき(おもてなし)があまりに素敵なので、一度訪れるとリピーターになる方が多いんですよ。

丸一日ゆっくりと堪能しながら庭巡りしていると、同じ人と顔を合わせる場合が多くて、初対面でもいつのまにか親しくおしゃべりしていたりします。

たった二日間のオープンガーデンでしたが、来年の春もまたぜひ行きたいです。

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オープンガーデン その2

2009-04-23 00:07:44 | 美しい風景
昨日に引き続きオープンガーデンの様子です。
上の画像は「華の石垣」。オオデマリが満開でした。こちらでは猪鍋のサービスもありました。


こちらは高山果樹園。昨年はちょうど結麗桜が見頃だったんですが、今年はすっかり葉桜になってました。柿若葉の緑は美しかったです。


こちらは九州農園。樹齢80年のアカマツの枝振りは見応えがあります。ここではオープンガーデンにあわせてギャラリー展示もしていました。


オドロキのワザなのがこの連鶴。一つの紙がず~っとつながってるそうです。後でくっつけたわけじゃないそうです。すごいですね。


まさしく鶴のオブジェ。気が遠くなる作業です。


こちらは今年から参加しているクリスマスローズyoshiko。クリスマスローズの季節はほぼ終わりでしたが、庭は散策できるように樹木や岩を配置している自然の庭です。木漏れ日が心地よい庭でした。


こちらでは味噌とジャムも作られていて、あまおうのジャムをいただきました。苺の形をそのまま保って作られています。もうすぐ発売されるという「筑後平野 合わせ味噌」を使った美味しい味噌汁やら、おにぎりのサービスもありました。

田主丸でのオープンガーデンはもう7回目です。訪れる人達は心温かくなるおもてなしに感動する人も少なくなく、毎年来ているという常連も多いようです。みな新緑を満喫しながら楽しくおしゃべりしていたのが印象的です。まだ田主丸のオープンガーデンに来たことがない人は、来年はぜひ!

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オープンガーデン その1

2009-04-21 13:36:29 | 美しい風景
バタバタしてるうちに、ちょっと更新が遅れてしまいました<(_ _)>

さて、田主丸は今は新緑の季節です。
日曜日に個人の庭を開放するオープンガーデンが行われていたので、ぐるっと回ってきました。


上の画像は井上果樹園の庭。樹齢150年の梅には梅の実がしっかりついていました。苔もハンパじゃないくらいたくさんくっついていますが、梅の枝を切ると元気になって新しい花が咲いて実を付けるのだそうです。


通り道の石垣もこうして草花が植えられると華やかですね。


こちらはお向かいのグリーンヒル。洋風庭園が素敵です。ランチも美味しいです。

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吉井町のお雛祭りが始まった

2009-02-10 22:30:16 | 美しい風景
今日から、うきは市吉井町のお雛様めぐりが始まりました。

たまたま立ち寄った再生工房では、飾り付けの真っ最中。画像のお雛様は大正時代のお雛様だそうです。

吉井町は旧街道の宿場町として栄えた歴史があり、白壁土蔵の町並みを生かして早くからおひな様めぐりを行ってきました。ピーク時には30万人が訪れてゾロゾロと多くの人が町並みを歩いていましたが、今では各地で似たような催しがあってますから、最近は落ち着いているようです。

実を言うと以前は、私はあまりお雛様に興味はなかったんですが、最近は少しは興味深く見るようになりました。細部まで丁寧に仕上げられた着物や髪の部分を見ていると、結構いつまでも見飽きないもんですね。高価なお雛様になると、魂が宿っていて、今にも動き出しそうに見えたりします。

大正時代のお雛様はちょっと下ぶくれで、栄養が十分行き渡ったような顔立ちです。飾り方は関東ではお雛様は向かって右。関西では向かって左なのだそうですが、私の見たところ右が多かったような。

ちなみに昨日ご紹介した松屋ガーデンパレスでも既に飾られていました。この時期はいろんなとこでお雛様に出会えるのも楽しみですね。

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雪の日

2009-01-24 19:24:50 | 美しい風景
今朝は雪が積もってました。
さざんかにもたっぷり冷たい雪がのっかってました。


きんかんにも。


梅の木にも。


松にも。

今日は快晴だったので、雪が楽しめたのは早朝だけでした。12月の雪よりも2月の雪の方が、春が近いような気がしますね。雪景色もあと何回見られるんでしょうか。少しずつ日も長くなってきたし、こんな日はなんとなくワクワクしますね。

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梅のつぼみ

2009-01-17 23:47:53 | 美しい風景
田主丸町の井上果樹園にある樹齢200年の梅の木に、つぼみがついていました。

つぼみをじっと見てると、なんだかもうすぐ咲きそうな気がしますが、これから花が咲くまで一ヶ月くらいかかるそうです。200年もの時を経て、風雪に耐え花を咲かせ続ける寒梅の強さは、ぜひ見習いたいものです。

…というわけで、寒梅の漢詩といったらコレ。

「寒梅」新島襄
庭上一寒梅       庭上(ていじょう)の一(いち)寒梅(かんばい)
笑侵風雪開       笑(わら)って風雪(ふうせつ)を侵(おか)して開(ひら)く
不爭又不力       争(あらそ)わず 又(また) 力(つと)めず
自占百花魁       自(おのずか)ら百花(ひゃっか)の魁(さきがけ)を占(し)む

【通 釈】
庭先の一本の梅の木、寒梅とでも呼ぼうか
風に耐え、雪を忍び
笑っているかの様に、平然と咲いている。
別に、争って、無理に一番咲きを競って
努力したのでもなく、
自然にあらゆる花のさきがけとなったのである。
まことに謙虚な姿で、人間もこうありたいものだ。

どちらかというと梅よりも次に咲く桜の方が華やかで人気はありますが、梅もまた昔から日本人に根強く愛されてきた花であるのは、こういう忍耐強い一面に人は惹かれるからでしょうか。

梅の古木のつぼみに秘められた我慢強さは、私たちに勇気を与えてくれるかのようです。

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今日も…寒い

2009-01-13 22:23:58 | 美しい風景
空を見たら、まるで水墨画みたいな世界になってました。
こういう天気を、人は陰鬱で暗い空だと見るのか、あるいは幽玄で美しい空と見るのか。

人は同じモノを見ていても、違うモノが見えています。

当たり前のことなんですが、そういう事って忘れがちなんです。自分と似た感性を持つ人と出会うと嬉しくなってもっと仲良くしたいと思うんですが、逆に全く違う感性を持つ人と仲良くしなくちゃいけない場合、自分の感性を押しとどめて相手を認めようと思いながらも、それが難しい。誰だって自分の感性は大事にしたいですもんね。

論争で勝って、恨みを買っている人もよくいるでしょう。口論が原因で刺される人もいますもんね。

迎合せずに相手を認めながら、なおかつ自分の意見を伝える難しさ。

その秘訣、私は「聞く」ことにあるような気がします。自分がしっかり理解するまで聞く。最後まで聞く。相手が十分言い終わった時に、初めて自分が言う番が巡ってくるわけで、その時こそ、一番相手に受け入れやすい言葉で伝えなくちゃいけない。

…でも、聞いている途中で「違うだろ!」と言いたくなる時があって、我慢できなくなる時ってあるんですよね。

辛抱ですな。何事も辛抱。

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さざんか

2009-01-04 21:59:49 | 美しい風景
冬を彩る花、さざんかが咲き始めました。
花の写真を撮るのはずいぶん久しぶり。よく考えたら、ずいぶんご無沙汰です。

さて、ろうそくを販売している私は、時々「迷い」のある人と出会うことがあります。その迷いが何であるのか、恋愛なのか、仕事なのか、人間関係なのか、将来の事なのか、そこまで深く話すわけではないものの、何か思い詰めたような瞳を持つお客さんと話すことがあります。

和ろうそくの灯りに惹かれる人は、灯りを通して見る炎の向こうに何かを敏感に感じ取っているのかもしれません。いわば感受性が高い人だともいえます。

そういう人と出会った時、その「迷い」が何であるのかをズケズケと聞くわけにもいかず、ただ相手が話し出すわずかな言葉に「迷い」の痕跡を感じるだけです。もちろん、自分が相手の「迷い」の中身を聞いたからって別に何ができるわけでもないんですが、それでも自分にできることはないかと、つい頭を巡らしてしまう時もあるわけです。

そんなわけで、どんな人でも言葉で癒される時もあるので、そういう時こそやっぱ名言集でしょ!
今日の名言はこれです。

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やがていつかは身も軽く、心楽しき朝が来よう。

マーガレット・マナーリン・ミッチェル(作家)

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和ろうそくの炎は、朝を導く灯りなんだと思います。

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今年の巨峰は

2008-09-03 22:30:19 | 美しい風景
今年も巨峰の季節が来ました。
昨年同様、80代の老夫婦がやっている「田中果樹園」に行ってきました。
二人で作業するのにはちょっと広すぎるからと、今年はぶどう園が少し小さくなっていましたが、その分丁寧に世話をされているようです。



「去年に比べると、だいぶ甘いみたい。」
試食してみると確かに、口当たりも柔らかく、食べやすい甘さになっています。

今年はガソリン急騰の折、ぶどう狩りに出かける客が非常に減ったと言われていますが、皮肉にもそういう時に限って、ぶどうは甘いんですよ。今が食べ頃です。田主丸にはたくさんのぶどう園があるので、ぜひどうぞ。



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