松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

黄金色のペン立て

2009-07-31 20:34:10 | 復活奮闘日記
櫨の芯材を使ったペン立てを作ってもらいました。

まさしく黄金色です。キラキラと黄色に輝いて、あまりの美しさに息をのみました。

弓のT先生に見せると「まさしくこれは側木の色やな。」

射法訓の中で「残心」の時の表現として、こういう言葉があります。
~即ち金体白色西半月の位なり。~

こ、これだ!いや、もちろん、これは射手の姿としての表現だけど、考えてみたら弓の側木がキラキラと金色に輝いてるんだから、当然射手の姿も弓も金体白色になっているに違いない。

つまり射手を金色に輝かせている要因の一つは櫨にあり!?

…もちろんその前に射手自身の射が美しくないと、金体にはならないんでしょうけどね。



ペン立ては単純な構造です。木材を切って、丸い穴を開けただけ。それにコルクボードをくっつけています。


正直、使い勝手の良いものでもなさそうですが、オブジェとして見るととても面白い作品だと思います。

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