わが環境 厳寒にして長期冷凍なり。
寒さも日ごとに厳しさが増しエンドレス。インフル流行の噂が飛び交う頃になると…さすがの無頓着も気になり始める。寒ければ着込んで少しは凌げるが 湿度はなかなかコントロールがうまくいかない。
仕事場の湿度は 集中制御のエアコンがよく利き過ぎ いつもこんな感じの超乾燥域にほぼ固定。使用する加湿器は・・・経費都合によりUSB電源で稼働させる自分だけ専用の低廉小型のものを使用し 雀の涙。
いつものことながら・・・ほぼ定位置に固定したかのような温湿度計の針先の数値を読みとり・・・改めて 人間の理想的環境の温度と湿度の許容幅は結構狭いもんだ!と思う。(体感温度などの測定・計算方法は残念ながら無知)
理想範囲の外の過酷環境で 一日の大部分の生活を(ついでに仕事?も)していて 範囲内に入るようコントロールするために どれだけの熱エネルギーを必要としているのだろうか? さらに どれだけのストレッサ―になっているのだろう?
・・・と華奢で老齢虚弱なわが躯体への心配とともに 過酷さを一層増すばかりの現代社会に対しても ノー天気に「昔はよかったなぁ・・・」などと 何かにつけ ぼやいてばかりはいられない…と思うと ハッとするのであった。
遡ること・・・近代日本に切り替わる遠く150年ほど前は 相当苛酷な生活環境であったであろう…から…電気と油がないことは 今や致命的なのである。多分…赤信号みんなで渡れば~…の意識に近似なのであろう。当り前は至難なり。
「つまづきて気寒きわれを取り戻す:稲垣きくの」