学生のころからある 相当古めかしい古本屋一軒。
いわゆるリサイクルショップ的な最近のお店は時折利用するが この手はなかなか入りにくい。なぜなら ガラス越しに店内を覗くと 足の踏み場もないくらいに本が積まれていて・・・お目当てを探すのに難儀しそうだから・・・安いのは魅力ながら 敬遠し気持が先に引っ込む。ただ 漫画本を前面に出していないので 昔かたぎの感じの雰囲気は しっくりくる。(この時点で 古い!…客なのである)
欲しいモノは ネットで注文する・・・のが一般に定着した模様で また 全国では一日に一軒の割合で 本屋さんが消えている状況らしい。はたして?その現象は?
付随する重厚で大切な文化も簡単に捨て去り 孤立化を自ら推進する世の中は 結局のところ…と 考えてみても なんだか どうしても割り切れなくなり ひとり取り残された感にヒタヒタと覆われる 昨今なり。
今度 お試しでお店に入ってご主人とコミュニケーションしてみようかな・・・。
「古池の古草ぞ世にふさふさと:永町耕衣」