なんとかシダレという名称の名物桜がこの近辺には多い。しかも天然記念物クラスの樹木。いったい桜という種は 地名と同じくらいたくさんあるのではないか?と ふと思った。
世界に分布する野生種のサクラ類は約100種で うち日本分布の野生種は10種ほど…カタカナ表示を読んでいく先から忘れてしまう…のである。それに加えて 江戸の染井村から出始めた 当初奈良の「吉野桜」名で始まった「染井吉野」の 明治期の大流行で(…ややこしい~!)同じ遺伝子を持つ品種が広まって 全国に普及。
だから…国中同じ時期に 花が先に開く同じ咲き方同じ散り方で 津々浦々あたりまえの桜模様に…というあらましの説明であった。
…で 写真の桜は 市内にある「龍谷寺のモリオカシダレ」で エドヒガンオオシマザクラの雑種 だそうだ。えぇ~~!??。(もうこんがらかって眠くなってくるゥ…)
総樹齢ほぼ150年…ということは江戸末期 と云うことになるのだが…もう 健康のため これ以上あんまり深く考えないようにすることとした。(単純にギヴアップ)
なお ここのお寺さんには 世人の願いを 一生に一回だけは聞き届ける観音菩薩さんが祀られ信仰されているが 当方はお願いしたその後が怖くて 悟られないように心を「空」にしたまま 山門脇からこっそり拝んでくるのであった。
「山又山山桜又山桜:阿波野青畝」