地域縁尽倶楽部 なになに寫眞帳

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街角風景~風車林立

2018-11-13 09:38:04 | 日記
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 盛岡の街の東方も 城壁のような北上山地の山々が囲っていて 大きいお盆の底にいるみたいである。その山地の稜線に 変化を見つけた。
 爪楊枝状の柱が建ち始め 日に日に数を増し 今や8本(基?)が建った。望遠鏡を覗くと その先に三枚羽のプロペラが付いており まだ回転はしていないのだが おそらく? 巨大風車であろう。(風の谷の…?)
 よく吹く西風北風 この際利用できるものなら なんでもあり…の様相で 此の世は 熱力学の法則の不可逆性は解りつつ 発生する負の要素はほぼ無視し (当てのない?)別の平衡状態へ向って 急速に移行しているかのようだ。
 山野の木々をも切り払い 地肌へ黒いパネルを大量に貼り付けたかと思えば さらに 美しい稜線には爪楊枝を林立させる。
 なにもかもが拙速すぎて…風は減るもんじゃないから この程度なら…とでも思っているのだろうか?…この風景からは 正負のバランスをよく取りながら 獲得した利便性を諦めるものは諦めて?などなど…よ~く吟味しているようには思えず 
その場しのぎの印象が どうしても払しょく出来ないのでありました。
     「隙間風さまざまのもの経て来たり:波多野爽波」

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街角風景~写真展

2018-11-09 10:23:31 | 日記
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 才能も財力もないのは…自分のことだから解っている(…つもり) なのに 時々刻々変化する「風景」に引きずられて 写真をやめられない。(特に震災以降は 見方が変わった…ような気がして )だから あくまで個人的な趣味のままでよく…
技術軽視 核心優先では 成長は見込めず 作品にはまったく迫力がなく躍動しないのである。
 しかし!半端な画像制作だけはやりたくない!?(ここに矛盾あり)…という 自分だけに都合よく 理屈っぽい趣味なので その分 自己制御が難しい。(よって…チョイズレと 自分では気づいている)
 ということで…年齢も深く自覚した昨年 今後は展示会なるイベント界から一切足を洗う!と(せっかく)決意したのに ちょっとした触発から気に迷いが生じ …またまた今年も 投稿してしまった。
 数百点ほどの展示数だったようだが ならべて見ると力量の差は歴然…会場では 隠れる場所を 思わず探すのでありました。
 今回(きっと?)最終活動と思いますので 本日はこれを出品記念の写真とします。(周辺近隣の出品展示の方へ ご迷惑をお掛けしますが 腕前の差をごまかすため 状況写真はボカしてごまかしました。ご容赦ください。)
       「虚子の名にころりとまゐる文化の日:筑紫磐井」

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街角風景~腰掛石伝承

2018-11-05 11:32:30 | 日記
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 県内にある13世紀初め開山の時宗(一遍上人)の古刹をお参り。仏教伝播から約6世紀を経たあたりで…考えただけで気が遠くなる時間軸。
 そこのお寺さんの寺門前の広場(下馬札)のあたりに 柵で囲われたそれほど大きくない石があった。(大岩の露頭部か?) その佇まいから察するに 相当意味深い石ではないか と推察。

 時代は南北朝の頃の話で ややっこしい話をグッと短くすると 北朝に対し強硬な意見であった南朝の長慶(チョウケイ)天皇が 各地の協力を求めて潜幸していた。その際 由緒あるこの寺(林長山光林寺)にも立ち寄られ ここの石に腰を掛けて眼前の垂れ松(写真左手枠外)を愛でられた…残念ながら詠んだ歌は後々16世紀の戦(いくさ)で焼失…という伝説のある 甚だ畏れ多いスポットなのでした。
 そうか 偉い人は…そのまんまで 絵になり 話になるもんだ。それに引き替え うだつの上がらぬ当方は 日がな一日机でウトウト…まぁそれも楽しからずや…と寒々しい夕暮れに ヒガミ一杯で負け惜しむのでした。
                「山眠る如く机にもたれけり:高浜虚子」

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街角風景~冠雪

2018-11-02 13:27:12 | 日記
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 発表では先月の28日(日)が今冬の初冠雪だったが ずっと雲が低く垂れこめていたのと カッと晴れると仕事が入ったりで ようやく中途半端なグレーに満ちた写真が撮れた。
 最低気温も ほぼ日々摂氏5度を割っており 「冬がきた~!」「短い秋だったね~!」などの声が行き交う今日この頃。
 四季の均等な循環は 北緯(南緯)30度~40度の間あたりの地域に限られていて 日本の歳時記の季語も それに応じている…と 本に書いてあった。道理で…この辺は北緯40度に近いのだから…ずれて当然。

 大雑把に 中間付近をとると 東京・名古屋・京都・大阪の緯度は ほぼほぼ 同一の帯の中にある。
 ということは…あんまり季語と体感の相関にこだわることはなく この瞬間の気候を掴む日々の姿勢こそ…大切なのだろう。…ただ蛇足ながら 地球温暖化傾向は そのうち季語辞典にも影響を及ぼすのでは?と…頭の中は さらにまた 横道に逸れるのでありました。
           「初冬のこころに保つ色や何:原コウ子」

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