7月2日 半夏生
24節気及び雑節の内「半夏生」というのがこの日だ。
昨年この時期、天龍寺を訪ねた折り、「曹源池」のおほとりに見事な白い花が見えたので尋ねたら「半夏生」と教えてもらった。ただし、花ではありませんよと、近くで見ると確かに葉っぱの半分が白く遠くからは花に見えた。半分白い、半分が夏。それで半夏生だ。
夏至から7日目。この日までに田植えは終わっていなければならない。また一部の地方では七日の七夕まで農作業は一旦お休みとなる所もあるらしい。
さらにこの頃の雨を、「半夏雨」とか「半夏水」と言って大雨になる事が多いという。確かに梅雨明けに向けて集中豪雨の季節だ。特に近年は竜巻とか豪雨の被害も多いが、昔からこの時期は警戒すべき時だったのだろう。
京都で「半夏生」を見られるお寺は、天龍寺以外では、等持院・大覚寺・勧修寺・両足院(建仁寺塔頭)などが有名である。
なお、祇園祭関係では、今日は「籤取り式」京都市役所議場にて市長立ち合いの上行われる。前祭「山一番」が最大の中注目だ。
参考に、24節気と雑節を以下に載せておく。