7月16日 日和神楽
さて、今日は宵山だ。我々京都で学生生活を送った者は、この日に夜をどう過ごすか、大問題だった。浴衣姿の彼女を引き連れてホコテンの四条通りをそぞろ歩きするのだ。当時は祇園祭の意味するところなど何も知らなかった。
本日は、日和神楽の奉納がおこなわれる。理由は簡単だ。明日の山鉾巡行の安全と好天を願うのである。古来この時期、梅雨明けしているか微妙な日柄だったし、しかも台風やにわか豪雨の心配もある。あらゆる無事を神に願う。四条通り寺町のお旅所を各鉾町のお囃子組が次々訪れて奉納する。
それにしてもこの祭は、何度も何度も神に願うのだ。お千度の儀、吉苻入り、そして先日の稚児社参などいずれも祭の無事を願う。祭が滞りなく行われないと、本来の目的である「疫病退散」が実現されない。逆に言うと疫病がはやり死者が出ると、祭に何か問題があったのではないかと考えたのだろう。
明日 07月17日(火)[仏滅]
猛暑日
- 最高
- 37℃
- [-1]
- 最低
- 27℃
- [0]
時間 | 00-06 | 06-12 | 12-18 | 18-24 |
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降水確率 | 10% | 0% | 10% | 10% |
風 | 北東の風後北西の風 |
現在は天気予報が進み明日は「晴れ」むしろ引手の熱中症が心配だ。