南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆臆病とパニック

2011-07-19 22:15:35 | 人間

早速、PT.NANBUへ出社、一か月足らずのご無沙汰なので、あまり、違和感がないし、自然でした。こちらが知らない事務所の従業員が何人かいて、この人、変になれなれしいが、どこの誰だ、という顔をしていた。面白い。
なんとか、装置の増強をしてやりたいと思っているので、その根回しをしようとしている。
女性用のトイレは覗いたことが無いからしらないが、男用のトイレを借りた時に、何?これと思ったら、CCTV(監視カメラ)がセットしてあった。200人くらいのインドネシア人を使っている会社ですが、工場内のアチコチにセットされていて、ざっと数えただけで30以上、工場の外側に10台以上、事務所内に3台、ミーティングルームにも最低1台ずつ、自分がいる部屋には個室になっていて、そこにはない。その代わり監視カメラのモニターが三台並んでいて、昼間三人の女性がそのモニターと睨めっこで早回しを、全部のカメラの24時間分をチェックしている。ちょっとでも、気になったことは、時間とカメラ番をメモしている。それを毎日家に持って行ってみる。そういう会社が現実にある。
その会社の経営者は、話し方は、超丁寧、腰が低い。本社の上司と話をするときには、従業員、部下を、褒めまくる、こんなによくやってくれていると。
ことろが、彼の運転手は3カ月と続かない。彼が首にしてしまうか、運転所の方から逃げてしまうかの両方です。三年で、15人だそうです。
ある日、朝、工場の前を、窓を開けて通っていた時、通路を隔てた工場の中から大声で怒鳴っている声が聞こえてきた。何かの置き方が悪いと怒鳴っていた。完全にプッツンしている怒鳴り方。そういう人だったのかと知った。
相手によって、態度が全くの逆。従業員は全員が恐れおののいているが、いられない人は辞めるしかない。
昔、組合が出来て、色々要求をしたが、認められず、上部団体へ加入し、応援を求めたが、その経営者、その上部団体に資金を渡し、逆に、誰が応援を求めたか聞きだし、彼らを日本の本社へ研修名目で送りだしてしまった。送りだされた従業員は、逆に大喜びで日本へ行ったという。二年後帰ってきて一週間もしない内に会社を辞めてしまったとか。ある程度の金が溜まって、満足、こんな会社にいても仕方がないというわけだった。インドネシア人公務員も顔負けなやり方で不満分子を追い払った。
いま、また、不満分子が台頭してきていて、上部団体も彼らの応援にきているらしい。親会社は今は無いと同然な状態になっているので、研修生受け入れる状態ではない。さて、どうするのでしょうか。

その人、いろいろあって、前妻に子供二人と共に逃げ出され、その上、生活費と養育費を請求され、現妻と二重結婚で訴えられた。5年くらい前の事らしい。今、決着がついているのでしょうか。そこまでは知らない。裁判中、かなりの金額を裁判員に支払ったと本人が他の人に漏らしていたと、私に伝わってきている。そんなに払うなら、訴えられる前に、前妻側に払った方が良かったと思うのに。その金の効果があったのかどうかも知らない。
監視カメラも、彼が従業員を信じていない表れだが、彼の態度に対して、従業員の反応を心配しているのです。だから、本人が一番、自分がヒドイことを云っているし、威圧的な態度をしているということを承知しているのです。臆病者でパニックになるのです。

この人に似たような人は、知っている経営者や夫の中に何人かいます。エゴイストで臆病者です。しかし、外部にはなかなか知られない。ドメスティックバイオレンスの会社版と家庭版です。会社版の人は家庭版も併発している。
日本とインドネシアの道路事情の違い。
DV 臆病 エゴイスト

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