暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

今日は真面目成分100%

2013-07-23 21:47:18 | 日々の出来事
火曜日。
昨日は選挙結果で色々盛り上がっていた印象っすな。
ま、それをぶっちぎっていたわけですが。
その中でちょっと気になったのをピックアップ。
ちなみに中身は至極真面目なものになってますので、いつものを期待した人はそっと戻るボタンを押してくださいませ。


まずこれ。

阿部さん会見抄録1~4

記事そのものに関連リンクがあるので、それで見てみるといいと思う。
この中で非常に気になる部分というか、阿部さんが勘違いしちゃあいけない箇所があったので載せてみた。
まず、思い違い。
別に国民は今の自民党を支持したり、認めたわけじゃない。
単純に野党第一党だった民主党にやらせたら予想以上の無能っぷりに絶望しただけでしょう。
一番の大きな野党でもダメだった=他のでも同じだろうという心理の働きでしょ。
積極的に自民党を是認したわけじゃないということは心に留めておいた方がいいと思う。
でないと同じ失敗を繰り返すよ。


次。

ニコ動調査の議席数予想が見事

この的中率はすごいね。
電話調査は当然のことながら、出口調査よりも精度が高いんじゃないか?
多分ネット調査の一番の利点は全体としての数が増やせること。
期日前投票、当日投票に別なく試行数が増やせるのはデータ精度が単純に向上するといえる。
ただ、難点としては絶対数の多いネットを使えない、使わない世代のデータが集めにくい分若干の偏りがあるであろうこと。
この辺を踏まえると一長一短はあるとはいえ、ネット調査は今後有効なデータ収集の手段になるだろうて。



ここからは今回までの選挙を通じての個人的な感想だ。


今回の選挙でも4年前の衆院選でも感じたことだが、テレビに毒された世代(概ね団塊以上)はネット=偽情報、テレビ=正統な情報という意識から脱却できない。
思考が固着してしまい、「ネットは嘘だらけ」という固定観念から抜け出せない。
それを指摘すれば、「若者がもっとそういうのを発信しろ」という。
その情報を流したとして「テレビでやってない」「自分で見てない」だからテレビが正しい、という。
それをこの数年で感じたとき、俺の頭に去来したのは「こういう人種が多数派を占めている時点で日本は変わらない、変えられない」という諦観。
言うだけ無駄。やったところでテレビが正義という固定観念の前にどうしようもない。
そのくせ「若者が」「若者が」と責任は転嫁する。
もうただ一つ老人に望むこと。
この日本を作り上げたのはあなた方だ。負債は全て精算して欲しい。

社会情勢というのは結果だ。10年20年と積み上げた権利の行使の末の生まれた結果。
過程ではなく結果だ。高度成長だのバブルだのそういった状況下で適切な選択をしなかった(できなかった)人たちの作り上げた結果でしかない。
だから、出てきた結果には責任を取れ。今の団塊世代には社会情勢を嘆くことよりも、年寄りいじめだと声を上げるよりも先に行動しろ。
それはあなた方が選択して、導いてきた結果なのだから。行動には責任が伴う。
自分たちは思うがまま好きにやってきたのだから、尻ぬぐいは若いのに任せる。そんな都合のいい死に逃げは許さない。
選挙という選択肢を前に、もう少し落ち着いて今後の状況を考えればここまでの悪化は防げたはずなのだから。
だから今後は我々もそういった面を考えながら、自分たちにもたらされるお金だのなんだのではなく、この国を維持するためには何が必要なのかと、どうすれば負債を少なく、下の世代につなげられるかというのを考えていく必要があろう。


国民が正しく判断できるようにまず必要なものは選挙の方式を変えること。

一つ目
中選挙区へと戻し、比例代表はなくす。復活当選とかマジ無意味。小さい政党に不利と言うが、小さい政党では何の意味もないことがわかったろう。
マイノリティの声なんて言うのはどっちみち現時点では聞く耳がないわけだから不要。(そもそも今の小さい政党って意見の違いより党利党略で分裂した結果だし)
当選したら「応援ありがとうございました」だけで何か話を聞く機会を設けるわけでもないし。機会を設けても自分のやりたいことを押しつけるだけだからな。

二つ目
街宣車でがなり立てるのではなく、公開討論会を開き、有権者と面と向かって目的に向かうための“手段”を語る場を作る。
有権者の質問にその場で答えることも出来ないような政治家は必要ない。

三つ目
動員、集票カードなどを止める。無駄。一番の無駄。
実の伴わない活動など本当に無駄。そもそも動員で強制的に集めること自体それこそ“自由権”の侵害。
権利を掲げることはあまり好ましい行為じゃないが、投票する気のない相手への援助活動とかそれこそ活動やら思想・信条の自由に反する行為だろう。

四つ目
ネット選挙の情報網の整備。これは急務。今回ので露呈したが、ぶっちゃけ情報発信力の差がひどすぎる。
一番簡単な方法としてまずそれぞれの政党で一括したポータルを作る。
選挙区毎の候補者の一覧とプロフィール、FBなりブログなりへのリンクを乗せる。
これだけでだいぶ変わる。ポータルサイトの中で政党としての目標を掲げ、個人サイトでその手段を語る。
何もFBでリアルタイムな選挙活動状況なんて必要ない。ネット選挙が何のために行われるか、何を望んでいるかを政治家は理解すべきだよな。
FBは公開討論の代行としても使えると思うが、まぁ、ネット上のやりとり、時間を空けて回答できる分、公開討論よりはその考え方とかの信頼性は落ちるけど。(政治家としての芯が通っているかどうかの判断)
これが一番わかりやすく見やすい方法だと思う。

この辺が有権者が判断材料を得られる最低限のラインかな。

今日は長くなったね。
というわけでこの辺で。また明日からは少しゆるめの雑記帳に戻りまする^^ノシ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする