雑誌で検証がありました。
エコタイヤと普通のタイヤ、その燃費性能はどのくらい?
この雑誌の企画では、
同一メーカーのタイヤでエコタイヤと普通のタイヤでどのくらい燃費が変わるか?
と言う比較テストでした。
比較タイヤ 横浜タイヤの DNA dB ES501
対するそのエコタイヤ版 DNA dB super E-spec
このエコタイヤバージョン、実車の空走距離比較では、約18%走行距離が伸びる。
(ノーマル 63m エコ 74.25m)
では、実際の燃費比較テストはどうなるか?
比較テストは 同一車種のカローラフィールダー 1.5X を2台使い、片道102.5kmの高速走行を2往復すると言うもの。
走行速度は80km/h維持である。
ドライバー | 車 | 1往復目のタイヤ | 2往復目のタイヤ |
A | A | エコタイヤ | ノーマルタイヤ |
B | B | ノーマルタイヤ | エコタイヤ |
このような比較方法で、車とドライバーによる差が無くなる様にしてのテスト。
その結果は。
ドライバー | 車 | 1往復目のタイヤ | 燃費 | 2往復目のタイヤ | 燃費 |
A | A | エコタイヤ | 24.3km/L | ノーマルタイヤ | 23.4km/L |
B | B | ノーマルタイヤ | 22.8km/L | エコタイヤ | 24.7km/L |
平均燃費は
ノーマルタイヤ 23.1km/L
エコタイヤ 24.5km/L
僅かながらのこの差だが、実際80km/hの走行では空気抵抗の影響がかなり有ると考えられる。
だから、一般道走行だと、空気抵抗の影響が小さくなるので、燃費の差が大きくなると考えられそうですね。
気になるこの燃費の差の効果は6.1%の向上。
これを、140円/L当時で比較するとなると、132円/Lになった計算になるのです。
タイヤの寿命、私の場合約30,000kmです。
シエンタの平均燃費を16km/Lで考え、6.1%の燃費向上と考えると、16.97km/L。
すると、30,000km走った時、140円/Lでのタイヤ更新時の価格差は何処まで許せるかと言うと
燃費 | 消費燃料 | ガス代 |
16km/L | 1,875L | 262,500円 |
16.97km/L | 1,767.8L | 247,495円 |
約15,000円燃料代が少なくて済むわけなので、一本当たり3,750円高くても、ほぼ元が取れる。
おまけに燃費が良いわけだから、僅かながらも温暖化防止に貢献できるわけですw
タイヤを更新する際に、エコタイヤを選ぶ。
個人でできるささやかな温暖化防止対策、と言えそうですw
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- hotosa [2008年1月13日 0:54]
- こんばんは~
なかなか興味深いデータですね~1BOXのほうの次回交換時は検討してみようかな?
ただ、技術が進歩したとはいえエコタイヤというのは一般的に抵抗が少ない=グリップが低い傾向にあるのでどうしても制動距離が長くなりがちで、
また当然ロックしやすいので、ABSのない車は特に注意が必要です。 - LUXEL [2008年1月13日 2:18]
- こんばんは。
私が乗っているフィールダーの夏タイヤはヨコハマのDNAECOSをを装着していて、このタイヤは転がり抵抗が少ないですよ。
DNAECOSは、ウエット性能、ロードノイズなどエコタイヤに要求される性能がきちんと備わっていて、このタイヤは満足できるレベルに仕上がっています。
今、履いている夏タイヤはそろそろ寿命を迎えつつありますが、次は別な名柄を試してみようと密かに考えています。 - EP82-SW20 [2008年1月13日 22:19]
>hotosaさん、こんばんは。コメントありがとうございますw
おっしゃるように「走行抵抗が少ない=グリップが低い」のが一般的ですが、このタイヤはグリップに関する「すべり抵抗」は変えず、「転がり抵抗」を抑えたタイヤのようです。
LUXELさんが補足コメントしてくださっていますが、このタイヤの場合通常用途での性能は満足できる物のようですよ。
>LUXELさん、こんばんは。コメントありがとうございますw
補足コメントをして頂いてありがとうございますw
同じタイヤを既に使われていたのですね。
私は来シーズンのタイヤを新調するので、このタイヤをトライしてみようと思いますw