エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

小春日和

2016年12月04日 | ポエム
昨日も今日も・・・ブログの更新を気に留めなかった。
そうだ・・・それで行こう!
俳句は毎日詠むのだけれど、ブログで読者の目を汚す事も無い。

思い立ったときだけ、ブログ更新をする・・・。
書きたくなったら、ブログ更新をすることにしたのである。

未だしの俳句、である。



この日、丸い石の卓に木の椅子。
麗らかすぎて、しばらくこの場所に座った。



陽射しは柔らかく、干草の匂いがした。
枯れ落葉は、ポテトチップスのように毀れた。







「小春日や葉の裏返る梢かな」







新しいベンチを見つけるのは、楽しい。
まして・・・見上げた時空が広いともっと楽しい。



雲もほんわか、である。
正しく小春日和。

山口百恵の「秋桜」の一節を口ずさむ。

こんな 小春日和の 穏やかな日は
あなたの 優しさが 沁みてくる

母の思い出が、ふっと蘇る。
小春日和、温かいのだ。



      荒 野人