エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

そろそろ目覚めるべし!

2016年12月26日 | ポエム
長い間、更新しなかった。
おかげで、随分とゆったりした時間の流れを満腔に溜込んだ。
充填と云うべきであろうか・・・。

更新しなかった理由など、このブログを見にきて頂いている方には不要であろう。
云えるのは「意欲の喪失」と述べさせて頂く。
謂わば「無力感」が体内に満ちてしまった、のであった。
万事が「厭になった」のであった。

その克服には、やはり然るべき刻の流れが必要不可欠であったのである。



一昨日、今年始めての「シダーローズ」を拾った。
新宿御苑、の新宿口から入って直ぐ右手の大きなヒマラヤ杉の下である。

この映像は拾って直ぐ、ベンチで撮った。
今では、家の中で乾燥して花がもっと開いている。

いずれお見せしよう。







「雲一朶凍空にありやはらかし」







雲の無い、冬空であった。
視線の範囲では、ただ一つの雲が遊弋しているに過ぎない。

この句は、類想句がありそうだけれど空を見上げた実感である。



この日、冬夕焼けがあった。
どこに向かうのか、飛行雲が一筋流れていた。

鮮やかであった。



     荒 野人