エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

霜柱

2016年12月29日 | ポエム
まことに寒い。
今年も、後三日で暮れゆく。
何かの名残を・・・。
引き摺っては、ならない。
そう思うのだ。

だが、人の煩悩は尽きる事は無い。
108の煩悩を祓う、除夜の鐘。
教義とは、実に巧みである。



朝、いつもの散歩道をゆけば霜柱が煌めく。
寒いのだ。







「そぞろゆけばあるかなしかの霜柱」







ひたすら歩く事で、ぼくは健康を維持しようとしている。
とりわけ食後の運動がひつようなのだけれど・・・。
なかなか、そうはいかない。



霜柱を踏みつける、そんな喜びを見つけなければなるまい。
まだやり残した事が・・・ある。



     荒 野人