MMAでやれ

K-1ワールドグランプリ2008決勝で最悪の事態。

バダ・ハリがスリップダウンしたレミー・ボンヤスキーに対して攻撃。K-1ルールでは倒れた相手に攻撃をしてはいけない。

さらに攻撃の内容は顔を足で踏みつけるという悪質なものだった。

これによってバダ・ハリは一時イエローカードを宣告される（ポイント－1）。普通イエローカードは注意、警告の後に出される。

そしてインターバルの後、行為が極めて悪質だったとされレフェリーの角田信朗氏からレッドカードがバダ・ハリに宣告される。これによってバダ・ハリは失格となり、K-1ワールドグランプリ2008のチャンピオンはレミー・ボンヤスキーになった。

K-1の歴史の中でレッドカードが出るのは初めてのことで、選手が失格になるのも異例の事態。つまり最悪の形でチャンピオンが決まってしまったということだ。

試合の後、西山茉希ちゃん（僕と同郷）が泣いていました。女の子を泣かせてはいけません！

K-1のKは喧嘩のKではない。どうしてもやりたいんだったらMMA（総合格闘技）でやれ。

バダ・ハリには厳しい処分が下るでしょう。元を考えれば、倒れた相手にも攻撃するような弱い精神力ではK-1のリングに上がることは許されませんよ。