厨火力

わたしのお花畑~

図書館というのは(ry

2008-12-08 23:03:06 | 蛍雪雨読
図書館というのはATフィールドとATフィールドがぶつからずに、各個人に均等に発生している数少ない場所だと思う。
本を読んでいれば誰からも妨げられることはない。妨げた者は一転してその他大多数のATフィールドに挟撃される。つまり自分の場所がなくなる→自己が確立できなくなる→アボンである。

誰からも干渉されずに、誰にも干渉せずに居られる静かなスペースというのは有り難い。自室でも完全にATフィールドは張れないし。

図書館という場所は本当に勉強が捗る。4時くらいまで覚悟していた漢文の読みが3時前に終わった。終わって時計を見た瞬間「むぉっ!?」と声を上げた、心の中で。

始皇帝本紀というのは楽な文章なのかも知れない。というか史記自体が楽に訳せるのか。資治通鑑や文献通考は本当に訳がわからない(誰が(ry)。まぁ後者は科挙の参考書的な立ち位置だから仕方ないのだが。



いろいろな文献を読んでいて分かるのだが、中国の支配者の出生話は本当に面白い。ある人は生まれるのに1年半以上かかったし、ある人の母は夢で神に会うし、ある人の母は北斗星が腹に入る夢を見たし、ある人は生まれた瞬間部屋が真っ赤に光ったというし。本当にファンタジックで嘘臭くて好きです。そのアリエナイ度がいい。
そのくらいのカリスマが無いと統治できないほどあっちの人は締まりがないのですね、わかります。よくいえば人に従うのが大嫌いなんですよ。傲慢。嫌だね傲慢。
コメント
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