人ごとではありませんよね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経新聞夕刊に次のような記事がありました。
「遺産開示せず 収益金分けず 親族の相続争い深刻に」
・相続をきっかけに親族間で争いが起こり、兄弟姉妹だけでなく親子までが「一生顔も見たくない」「もう縁を切る」と決定的に断絶してしまうケースが目立ってきた。
・相続で家族同士がもめないためにはどうしたらいいのか。
・まず「遺言を書いておくこと。遺言は家族に対する愛情の証し」と弁護士の~~さんは言う。
・「これが清水家の方針だ」。昨年正月に開かれた家族会議の場で清水泰治さんはきっぱりと宣言した。
(引用:2011/02/09 日本経済新聞夕刊より)
とのことです。
人ごとではありませんよね。
遺言も重要なのですが、誰もその存在を知らずに、相続が発生してから出てくるとなると、そんなものいつ書いた?とか偽物では?とか、次に新たな遺言書も出てきたり、といったトラブルもあるようです。
たしかに生前贈与してしまうことが、後々めんどうを引きずらないのかもしれませんが、誰しも生きている内に自分の亡くなった後の事まで考えて準備はしないものです。
上記の清水家のように、「家族会議」をしてみてはどうでしょう。
かしこまらずに、年に1回は家族、場合によっては親族が集まって、「家族会議」をする習慣を持つのは良いのではないでしょうか。
生前の内にどのように家や資産や事業等々を引き継いでいって欲しいのか、その考え方を伝える場として、また全員の意思疎通、共通認識を図る場としてぜひ活用してみてはと思います。
「家族会議」が決して特別な家のすることではなく、どの家でも日常的にそういった場を持つようにすれば、相続や承継の問題も解決できることが多くなるのではないでしょうか。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三