おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経新聞夕刊に次のような記事がありました。
「レシピサイトかすむ定番」
・総務省の家計調査によれば、従来の味付けに使われてきた食材の購入量は20年以上減少が続いている。
・約20年で2人以上世帯当たりの購入量は、しょうゆがおよそ半減、みそは約4割、かつお節・削り節と塩は約3割減少した。
・外食で口にする中華、エスニック料理、洋食の調味料が家で増えている。”さしすせそ”だけではいまの消費者の舌は満足しない
・回転ずしチェーン「くら寿司」では、全国264店すべのすしが「さび抜き」だ。~~必要な人は自分でつけるか、しょうゆに溶く。
(引用:2011/02/16 日本経済新聞夕刊より)
とのことです。
日本人に限らず、人の味覚って食べ慣れてくればたいていのものは慣れてきて美味しく感じるようになるのかなと思ったりもします。
食文化が多様化して、味の好みも様々になってきており、メニュー開発もバリエーション豊かにチャレンジできる反面、難しくもありますよね。
余談ですが昨年流行った”食べるラー油”。私も食べてみたのですが、何回口にしても、どうしてこれが美味しいのか(まずくはないですが)が良く理解できず、「他人の味覚とズレてるんだろうか?」と少々不安になってしまいました(^_^;)
さび抜きの寿司は、お客様からいちいち「さび抜きで」、と注文する必要がないと好評だとのこと。
わさびも後付でしょうゆに溶いた方が、味が飛ばなくて良いかもしれませんね。
ちなみにギョーザは食べる直前に、タレにおろしニンニクを入れるのが美味しいと思っています。中にニンニクを入れても加熱されると結構風味も飛びますよね。
冷食や出来合の惣菜ギョーザでも、直前におろしニンニクをタレに入れるとひと味違います。
このように味覚が多様化してくると、決め打ちでヒット商品を開発するだけでなく、「さび抜き寿司」のように、お客自身で選べる(味付けできる)ような工夫をしてみるのも一つの方法だなと思います。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三