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富士山を史跡指定へ=山岳信仰に歴史的意義

2010-11-19 17:48:24 | Weblog
富士山を史跡指定へ=山岳信仰に歴史的意義―京町家庭園など名勝も答申・文化審(時事通信) - goo ニュース

文化審議会(西原鈴子会長)は19日、古代から山岳信仰の対象とされてきた富士山(山梨県富士吉田市、静岡県富士宮市など)を含む11件を、史跡とするよう高木義明文部科学相に答申した。近く答申通り指定される見通し。

 富士山は1952年、景観の美しさから特別名勝に指定されている。文化審は今回、万葉集に「鎮めの神」と歌われ、山頂に寺が建立された平安時代から現在まで参拝の登山が続くなどの歴史的意義を評価した。

 富士山は「信仰と芸術の山」として世界文化遺産への登録を目指しており、史跡指定は登録実現に向けた環境づくりの側面もある。

 また文化審は、伝統的な京町家の庭園「杉本氏庭園」(京都市)を名勝とし、日本列島が海洋プレートの沈み込みで形成されたことを証明するきっかけとなった地層「五色ノ浜の横浪メランジュ」(高知県土佐市)など3件を天然記念物とすることも求めた。登録記念物2件と重要文化的景観3件の指定も答申した。

 富士山を世界遺産に登録するにはまだまだ解決しないといけない課題が山積みしているようですが、早く登録してほしいものです。