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イルカもかけ声で共同作業…ボール演技で確認

2011-10-27 17:43:48 | Weblog
イルカもかけ声で共同作業…ボール演技で確認(読売新聞) - goo ニュース

 長崎県佐世保市の水族館「海きらら」と常磐大(水戸市)の中原史生教授(43)(動物行動学)は、イルカがショーなどで共同作業を行う際、鳴き声を出してタイミングを合わせる習性があるとする実験結果を明らかにした。

 鳴き声で個体を識別することは分かっていたが、「かけ声」としての役割が確認されたのは初めてという。11月下旬に米国・フロリダ州で始まる 海棲 ( かいせい ) 哺乳類学会で実験結果を発表する。

 同水族館では昨年12月から、ハンドウイルカのナミとニーハ(ともに雌、6歳)が、同時にジャンプし、ナミがくわえたボールを投げ、約8メートル離れたニーハが口で受け止める演技を披露している。

 中原教授は、ナミが飛び上がる直前、水中で合図のような鳴き声を発していることに気づき、4~7月、プールに水中マイクを取り付けて鳴き声を録音、水上の2頭の動きを録画した。135回分の演技を分析した結果、うち48回はナミが飛び上がる直前に約1秒間、「ピュイッ」という声を出していた。その場合の成功率は50%で、鳴かなかった場合の18・4%を大幅に上回った。

 また、2頭が同時にジャンプするだけの演技も91回記録したが、一度も鳴かなかった。このため、タイミングを合わせる必要がある作業の中でも、より高度な作業の場合に声をかけている可能性が高いとしている。

コミュニケーションを取るのは人間だけではないようです。
イルカも共同作業で役割分担をしてコミュニケーションをうまく取っているみたいですね。


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