Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

見えないドアと鶴の空

2010年06月20日 15時06分22秒 | ベリーの感想文(本・映画)
見えないドアと鶴の空
白石 一文
光文社
天気       のち



白石一文 著 : 見えないドアと鶴の空
を、読みました。



大手出版社を退職し、家で2年もぶらぶらしている昂一。
広告代理店に努めている妻に、養ってもらっているような
状態の時に、妻の親友の出産に立ち会う羽目になり、
その頃を境に、彼は三角関係にはまり始めます。
男女の三角関係に加えて、次々に起こるサイキック現象。
頭をもたげる謎の数々。
そして、徐々に生死に対して今までにない
感覚を感じ始める昂一は、果たしてどんな選択をしてゆくのか?



一組の夫婦から始まる、この物語の冒頭に
近くにいる人の事は、よく知っていると思いがちだが、
実はその反対で、何年も一緒に暮らしている
人の事こそ、全く知らないのかもしれないという風な
ことが書いてあるんですが、なるほどねと
考えさせられました。
愛する家族の事、知ってるつもりにならないよう
気をつけなくっちゃと、感じました。