Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

ヴァレンタイン我が家は欧米式採用

2006年02月14日 13時13分46秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気   のち

 

さあ、本日は愛を語る日、ヴァレンタインです。
やっぱ、みなさんチョコとか贈りますよね。

しか~し、我が家では数年前より欧米式を採用しておりまして
私がプレゼントをもらう立場なんですよっ!!いいでしょ~~~。

なぜ欧米式かといいますと・・・。
それまで一度もホワイトデーのお返しをくれなかったからなんです。
ほんと、信じられないでしょ?マジに一度もなかったんです!!
愛をくれなきゃあげないと、豪語している私としては、この状況は
どうにかしなけりゃいけない、最重要課題だったので
この際、欧米式で私にプレゼントしてくれりゃいいのさ。と、なったわけです。

ところで、今年のプレゼント・・・・。
どういうわけか?どういう意味か???
USBカードリーダーでした・・・・。ロマンティックって言葉・・・聞いた事ないの??
「これで、携帯のSDカードから画像が取り込みやすくなるよっ!」って。
どういう愛の告白なんですか?



ということで、携帯でとった写真を、プレゼントを用いて
アップしました。
欧米式採用と言いつつ、こうして
グラノーラ + ミルクチョコ = シリアルチョコ 
を、作って差し上げました。

使ってみるとUSBカードリーダー便利でした。
愛の形もいろいろなんですね。
ありがとう。

 


Presents

2006年02月13日 15時57分52秒 | ベリーの感想文(本・映画)
Presents

双葉社

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天気   14℃あったか~い

 

角田光代 著 : Presents
を、よみました。

ご覧の通り、装丁が包み紙のようになっていて
薄い包み紙を破ると、黄金色の箱のよう。
ページをめくると、パラフィンの薄紙
Presentsと、可愛い書体で書いてあります。
中には12のプレゼントが登場する
12のお話が入っていて、一話に1ページ
カラフルなイラストが挿絵してあります。
まるで、本当に誰かからのプレゼントのような
可愛い本です。


12人の女性がもらう、12のプレゼント
ランドセル、ベール、ぬいぐるみ、合鍵・・・。
プレゼントに込められた思いではなく
そのプレゼントに感じた思いでもなく
そのプレゼントが、偶然にも運んできた空気
言葉や、風景のようなものを、書いた物語の数々です。


私は、一話目の“名前”が好きでした。
実は、私も平凡な名前を授かって、ずっと小さな頃から
思っていた事が、そのまま書いてあったので
ビックリしたのです。
しかし、登場人物と同じように、私もある人物との
出会いをきっかけに、自分の名前を宝石のように
好きになる事が出来ました。


生まれて死ぬまで、有形無形、沢山の
プレゼントをもらう私達。
欲しかった物、欲しくなかった物。
いろいろあるけど、プレゼントと共にやってくる
偶然の産物をも、敏感に感じる感性を、
持っていたいと、思いました。

 


アイランド

2006年02月12日 12時56分14秒 | ベリーの感想文(本・映画)

 

アイランド

ワーナー・ホーム・ビデオ

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天気   ピカッとでも、寒っ。


slightly-tightさんが予想以上に面白かったという
アイランド(DVD)をみました。


最近映画からかな~り遠ざかっている私。
この映画が劇場公開されていたなんて知らなかった・・・。
なので、全く新鮮な気持ちで、最新作まっしぐらな気分で
鑑賞できました!大変お得な気分で、ラッキ~でした。

さてさて、この映画13年後のお話。
とても13年後にこんな技術革新があるなんて思えないほどの
超未来な世界で、人々は暮らしています。
地球上は汚染されてしまって、もうどこにも住めなくて
大きな大きな、しかもひどく清潔で、すべてがコンピューターで
管理されるシェルターで生活していいます。

しかし、地球上には一箇所だけ汚染されていない
素晴らしい楽園があり、毎週抽選によって1人か2人
その楽園、アイランドに行って、幸せに暮らす事ができるのです。
シェルターで暮らす多くの人々は、そのアイランドに行く日を夢見て
仲良く暮らしているのですが・・・・。
そもそも、そのアイランドとは?
と言うお話です。

いやいや、久しぶりにハリウッドアクション映画見ました。
発想が大変面白く、スジがしっかりしていて、しかし難しくなく
大掛かりなセットや、カメラワークへのお金のかけ方は
これぞハリウッド映画っ!!!と言えるものです。
ハズバンドはこういう類の映画命なので、大喜びで見ていました。

面白くて楽しめる映画でした。どんでん返し的な展開もありますし。
しかし、チョッと言わせていただけるなら・・・・。
途中のカーチェイスいらなくないですか・・・・?
ユアン・マクレガー&スカーレット・ヨハンソンの
中途半端なラヴシーンも不必要じゃないですか?
・・・なんてこんな野暮な事言っちゃ~いけませんよねっ。
だって、これがあるからハリウッド映画!!
この要素がなくなっちゃったら、インド映画のインパクトに
負けちゃうじゃないかっ!!

いやしかし、お話の内容は大変考えさせられましたよ。
今日日もてはやされている科学技術は、
人間の真の幸福なのでしょうか?
答えは皆さんの中にあるでしょう・・・THE END。でした。


slightly-tighatさん、面白かったっす!
slightly-tighatさんのお勧めに間違いないの法則
今回も裏切られませんでしたっ!!
またのおススメ映画&Bookよろしくお願いします。


LAST

2006年02月11日 08時29分24秒 | ベリーの感想文(本・映画)
LAST

講談社

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天気  ときどき


石田衣良 著 : LAST
を、読みました。


人生の最終局面を迎えた人々を描いた短編集。
全7話が入った一冊。

しょっぱなから突然、借金に首が回らなくなった
小さな工場経営の男のお話。
これに酒と女と、金とバイオレンスが書いてあれば
間違いなく馳星周の、または花村萬月の世界です。

ほとんどの話が、金に行き詰って、底なし沼に
落ちてゆく人間のお話なので、私もこんな風に
なっていくのだろうかと考えると、背筋が凍る
恐怖を覚えました。
怖いよ~っ。

 


しずかに流れるみどりの川

2006年02月10日 08時14分07秒 | ベリーの感想文(本・映画)
しずかに流れるみどりの川

白水社

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天気   のち


ユベール・マンガレリ 著 : しずかに流れるみどりの川
を、読みました。

主人公は少年は、ある町の小さな家に、と二人で住んでいます。
仕事を解雇された父との貧しい生活で、少年は草のトンネルを歩き
以前見た、みどりの川を思います。
とても繊細で、そのまんまフランス映画のような作品です。
こんなにもひっそりとしているのに、強烈な力を感じる物語・・・。
フランス語で読めたら、もっと感動するのだろうな。

以前、同作家の終わりの雪という作品を読みました。
この作品は、設定が大変似ていていわゆる焼き直し
だと思えてならないのですが、二つの作品はしかし
陰と陽の対極にあり、感じる雰囲気は全く違います。
私は自分とは反対の、明るいものに憧れるので
終わりの雪よりも、今回の作品の方が好きでした。