幹の表面に触角を当てたり、割れ目やカミキリムシの脱出孔を覗き込んだりして幼虫を探ります。
ここの脱出孔にはいい感触でもあったのか、そのまま潜り込んでしまいました。
しばらくすると、何と幹の反対側の穴から出てきました。
穴が幹の中で複雑に入り組んでいるようです。
出てきたハチは体中、産卵管まで木屑だらけ、まるで煙突の掃除屋さんです。
このあと身繕いをして飛び立ったので、目的のものはいなかったのでしょう。
残念ながら産卵シーンは見ることができませんでした。
もう1回チャンスがあるかな? それとも来年かな?
ウマノオバチ メス 2009年5月21日 神奈川県