車を降りて歩くこと20分。目的地の渓流が見えてきました。
早速河原に降りると、羽化中の個体がちらほら。おそらくクロサナエでしょう。
今年はスタートが遅れた分、まだ羽化が続いているようです。
日が当たる石の上にアサヒナカワトンボがいました。
いい感じで成熟してます。
こちらは若いメス。
苔むした石には時折クロサナエが降りてきます。
飛び立つ時にふと消えるあの感覚、すごーく久しぶりな気がします。
昼頃になってもまだ羽化している個体がいました。これもクロサナエでしょう。
堰堤の脇でびしょ濡れになっているサナエを見つけ救出するとヒメクロサナエでした。
羽化後のフライトで着地先を誤ってしまったのかもしれませんね。
クロサナエが産卵にやって来ました。
ホバリングをしながら湿った苔の上などに卵を産み落とします。
ミヤマカワトンボが出始めました。あっという間に春は終わり夏へと移り変わります。
おしまいは木漏れ日にあたるアサヒナカワトンボ。
いやーいつ見ても美しい。
2017年5月19日 神奈川県