ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

女性専用電車

2005-12-08 12:41:16 | 雑感
昨日は出張で東京へ行きました。新大久保での打ち合わせがすんで次は新横浜の打ち合わせです。田舎者じゃないので、品川まで行って京浜東北線にのり、東神奈川で乗り換え新横浜ルートはとりません。渋谷で東横線に乗り換え、菊名まで行って、JR線で新横浜へ向かいました。

渋谷で東横線の電車に乗り換えるけれど、菊名のJR乗り継ぎは横浜に向かって先頭車両が便利なので一番前に乗った。一番前の車両が空いていたのもあった。空席が2つくらいあったが、筋トレのつもりですわらない。乗降扉の横に立っていた。mp3プレイヤーで平井堅の「思いが重なるその前に」などを聞きつつ、せまりくる「素敵な人」との別れを思いセンチになりながら暮れゆく町並みをぼーっと眺めていた。

自由が丘をすぎて、田園調布で多めの人が乗ってきた。「少し、混んできたな」と車内を見回して、外を向こうと思ったが、野生の感がボクにささやいた。「何か違う」「風景が見慣れない」……。その不思議感が何なのかもう一度ゆっくりと見渡すと「女性ばかり」だった。見回した時に窓ガラスに貼ってあるピンクのステッカーも目に入った。「もしかして………、いや名古屋では朝9時までだから」と自分を納得させようにも、男性はボク1人。後ろに立っていた若い女性に「もしかして、女性専用電車ですか?」と尋ねると「ううーん」とハッキリしないが、それを聞いた隣の中年のオバサマが「当たり前よ、気がつかないの!」という視線を投げかけ、それに勢いづいて若い女性も「ええっ、そうです」。ボクはその回りの人みんなに聞こえるように「すみません、次ですぐ降ります」。幸い次の多摩川駅はすぐだったので、到着するやいなやすぐに飛び降りて、車両を移った。

とんだ、田舎者だった。菊名で乗り換える時、扉が閉まるのであわてて先頭車両に駆け込んだ中年男性を目撃した。「ご愁傷さま」と心でつぶやいた。顔はニヤッとしていたと思う。