初めての作家の本には手が出しにくい。
読み始めて「これは合わないな」と感じたときの勿体なさは、本の価格が1000円くらいなのに
数万円出して買って合わなかったゴルフクラブ1本より大きな衝撃を感じるからだ。
谷川直子さんの「四月は少し冷たくて」はamazonの欲しいものリストに2015年に
入っていたから3年近く、どうしようか迷っていたのだ。気が長いね。
1週間ほど前に思いきって買って、読み出した。
ストーリーを追うというより、言葉の重さを感じさせらて引き込まれているところです。
例えば、長く落ちこんでいる身近な人にはありきたりの言葉はかけられない。
言葉一つが心に大きく影響するから。
長い人生の中で、そんなこともあった。こんな言葉はありきたりで揺り動かせないぞとかね。
でも、結局出てくるのはありきたりの言葉でしかなく「何やってんだ、オレ!」と失望する。
そんな事を思い出させてくれて、言葉を大切にするのは今からでも遅くない気にさせてくれた。
作者は元編集者で、高橋源一郎氏の奥さんだったと読後に知ってビックリ。
次の作品も読んでみたいな。
読み始めて「これは合わないな」と感じたときの勿体なさは、本の価格が1000円くらいなのに
数万円出して買って合わなかったゴルフクラブ1本より大きな衝撃を感じるからだ。
谷川直子さんの「四月は少し冷たくて」はamazonの欲しいものリストに2015年に
入っていたから3年近く、どうしようか迷っていたのだ。気が長いね。
1週間ほど前に思いきって買って、読み出した。
ストーリーを追うというより、言葉の重さを感じさせらて引き込まれているところです。
例えば、長く落ちこんでいる身近な人にはありきたりの言葉はかけられない。
言葉一つが心に大きく影響するから。
長い人生の中で、そんなこともあった。こんな言葉はありきたりで揺り動かせないぞとかね。
でも、結局出てくるのはありきたりの言葉でしかなく「何やってんだ、オレ!」と失望する。
そんな事を思い出させてくれて、言葉を大切にするのは今からでも遅くない気にさせてくれた。
作者は元編集者で、高橋源一郎氏の奥さんだったと読後に知ってビックリ。
次の作品も読んでみたいな。