先日、鑑賞した「余命」の原作小説を読んでみました。
映画そのものというか、小説そのままの映画だったんだなぁと思いました。
せっかくお金と時間、大勢の人手をかけて映画を作るのだから、映画の方は、もっと違った作品にして欲しかったというのが感想です。
最近、命を見つめる、考える映画を鑑賞する機会が何度かあり、気になったものは、その原作小説を読んでいます。
その都度思い出すのは、去年急逝した、「バイカー・カズ」こと、かずちゃんのことです。
かずちゃんには、小説のように、残った時間を考えることができたのだろうか、これまでを振り返ることができたのだろうか、そう考えると、とても切なくなります。
余命宣告を受けることもなく、しかし、現実を感じていたかずちゃんは、どんなに辛かったことか。
それでも周囲には明るく振る舞い、最後の最後まで闘い続けていたと思うと、また涙が溢れてしまいます。
本日は、彼女の一年祭がおこなわれました。
私は所用にて出席できませんでしたが、大勢の人たちが、かずちゃんのために集まり、彼女を偲び、彼女を感じたはずです。
もうすぐ命日です。
その日は、お墓の方に挨拶に行ってこようと思います。
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