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京都旅行記  宇治編

2005年12月01日 | 旅行
11月30日、京都は宇治、平等院鳳凰堂(十円玉の絵)に行ってきました

バスに乗ると、いきなりガイドさんから、
「今から、昼食弁当を千円で注文受付けます。
滞在時間も考慮して、頼んでいたほうが時間短縮に良いかと思います。」
と言われ、こう言われるとおばちゃん達はそりゃ頼むでしょう。

私達は、千円かぁ・・とケチって注文しなかったのだけど、
自由行動が2時間ぐらいだとすれば、観光ノルマから考えて、
昼飯抜きかもなんて事態が頭をよぎり、
「やはり注文しておいたほうが・・・」なんてちょっぴり後悔

そうこうするうちに、稲荷伏見神社へ

キツネの像がたくさんおりました(ちょっと怖い)
ここの千本鳥居は、「あまりにも有名」と予定表に書かれていました。
文法的に、「あまりにも」はいらないのでは?なんて細かい突っ込みを忘れず、
前進いたします。

果てしなく続く鳥居・・・・・・・。



時間的都合により、途中で引き返すことに(ちょっと残念)
途中、お稲荷さんを発見し、これ昼飯にいいんじゃん

ってなわけで、バスの中で美味しくいただきました

 激うまっ

ところが、予定時間より遅れ気味に予定が進んでいたこともあり、
昼1時を過ぎても、宇治に着かず

宇治で、朝注文したお弁当が配布され、
自由行動となる予定なので、皆さん腹ペコ(お気の毒)

私は、バス移動中にお稲荷さんをパクつき、一部の隙もない時間配分

で、ようやく到着。
茶屋で弁当が配布されてたのですが、なんと食べる場所を用意できないと言う。
みんな弁当片手に、「どこで食べるの?」と寒空の下立ちつくしていた

私達は「弁当ない組」だったので、彼らを尻目に早々に自由行動へ。

十円玉スポットを目指し・・・・ isoiso

そして、見つけたぁぁぁ・・・・・・・・あ?

これ?これじゃない?ほんとに?でも、きっとそうだよ・・・。

何とも迫力のない出で立ちでございました
思ったより小さかったのかもしれません。しかもボロボロ

極楽浄土を表現しているって・・・・どこいらが?

とりあえず、撮るか?

 こんな感じ

拍子抜け気味の私達は、紅葉が有名な興聖寺へと。

 紅葉のトンネル「琴坂」

ここは、ほんとにこの琴坂のみが見所で、紅葉時期以外の参拝者はないと思われる。

で、集合時間よりも少し早めに茶屋に集合し、ツアーに付いていた3時のおやつを頂いた。

「大人のスイーツ甘豆富」とあったが、
普通の木綿豆腐に小倉と抹茶葛みたいなのがかかってた。



味は・・・・微妙 豆腐は木綿ではなく絹ごしの方が良いと思われます。

座敷で食べたんだけど、寒い上に、このスイーツは冷たい代物だったので(寒)

で、バスに乗り「丸久小山園」という抹茶工場を見学に

そのバスの中で、衝撃の事実が発覚。
どうやら昼の弁当を配布された人達は、寒空の中、結局外で食べたらしい

そういや、「バスで食べさせてもらえないのか?」みたいなことを言ってたおばちゃんがいたけど、「無理」と言われてたような・・。

で、バスガイドが、
「茶屋も、暖かい場所を提供できず、申し訳ないと言っていました。
でもまぁ、こういう旅のハプニングも思い出として残るのではないでしょうか

「お前が言うな!!お前が!!」

と被害を受けていない私ですら思ったのだから、
おばちゃん連中の心中は・・・考えただけでコワッ

しかも、そんな状況で、アンケートを配布。

私達は、「おばちゃん達、絶対昼ご飯のこと書きまくってるよね」なんて言い合ってました。

そんなこんなで小山園に到着。

お茶を習っていることもあり、私的にはとっても興味深かったです。
お抹茶と団子もいただき、抹茶まで購入しほくほく

で、一同帰路についたわけですが・・・・・。

この後、あんな悲劇が起ころうとは、誰が予測したであろうか・・・・

このツアー、最初からバスガイドと運転手が少々ダレ気味でした。

私も、「ちょっと・・・」と思う場面がいくつかあったのですが、

どうやら、それはみんなも私以上に感じてたみたい。

ガイドが、アンケートを回収し、

「では、これからビデオを流したいと思います」と言った。

つかさず、後ろから一人のおばちゃんが、

「何のビデオですか!!」

ガイド:「ちょっと古いのしかなくて・・・
    「世界びっくりテレビ」っていうのにしようかなと思ってるのですが」

おばちゃん:「だったら流さなくていいです
この発言には、かぇるもびっくり

「お前の一存で決めるのかよ!!」と思う。

ガイド:「他の人で見たい人はいませんか?観たい人は手を挙げてください」
さすがに、この状況で挙げる人はいないでしょう

ガイド:「じゃあ、このままにしておきます」

するとしばらくして、ガイドがおもむろに、

「今回の昼食の件は、本当に申し訳なかったと思います。
二度とこのようなことがないようにしますので、許してください。
お願いします。
皆様にご迷惑をかけたことは、ほんとにほんとに謝ります。
何度でも謝ります。許してください。」
途中から、泣き出してるし

いきなり何
と寝耳に水状態のかぇる

どうやら、回収したアンケートにキツイお言葉があった模様(推測)

なるほど・・・

でも、酷なようだが、女の涙が通用するのは、おっちゃんぐらいのもの。

しかも、30半ばと思われる女の涙では、おっちゃんでも厳しいところ。

9割おばちゃんのこの場では、それは火に油を注ぐだけでしょう。

私も内心、「泣かれたら、こっちが悪者やん。っていうか、こっちは客なんだから、プロとしてその態度はないんじゃない?」

と思いました。

とは言え、何とも言えない空気に包まれたバス

泣く姿を見て、渋々おばちゃん達も拍手をし、その場は収まったヤレヤレ

なのに、このガイド、

ということで、申し訳なかったということを謝らせていただきました
って過去形かよ  あんた、ほんま舐めとんな

ほら、きっついダメ出し受けるわけだ

こんな感じで、要所要所できっちり神経を逆なでる発言を織り交ぜる添乗員。

ツアーガイドなんて、別に誰でもいいと思いがちだけど、
それでもやはり、それなりにお客様への対応に誠意を感じたいものなのですね。

私的には十分楽しめたので、文句はなかったけどね

ちょっと、最後にケチが付いちゃったなぁ・・・なんて思いつつ、
それはそれで、ひとネタいただきってことで
コメント (1)
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