コンクールで沖縄に行ったとき、今帰仁城跡に立ち寄りました。
黒檀の木がありました。この木が三線の棹の材料になる程の太さになるには、まだあと150年以上はかかりそうです。(実際には今帰仁城の黒檀の木を伐採することはないでしょうが)
固くて重い黒檀系の木はどれも成長が遅く、最低でも樹齢200年以上、300年くらいが必要と言われています。八重山黒木(黒檀)や琉球黒檀の三線の棹は、材料自体が現在では入手困難で、本当に貴重です。
現在、黒檀の木で三線を作るには、東南アジアからの輸入に頼っていて、東南アジアの産地では黒檀の木を栽培しているようですが、やはり年数がかかるので大変のようです。
こちらは、那覇市内です。沖縄では街路樹として、よく植えられています。