日々是気の向くままに

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稲穂も揺れる8月15日(琉球古典音楽悪戦苦闘の日々 70)

2018年08月15日 | 日記

本日は8月15日ではありますが、近所の田んぼでは、もうすっかり稲穂も膨らみ、垂れ下がり始めています。あと何日か経てば「作田節」や更には「稲まづん節」の世界になります。

「作田節」(ちくてんぶし)
(琉歌の記載)穂花咲き出れば 塵泥もつかぬ 白種やなびき 畔枕
(歌う時の発音)(ふばなさちじりば ちりひじんちかん しらちゃにやなびき あぶしまくら)
(意味)稲の穂花が咲き出ると 塵や泥もつかないで 白い種を包んでいる穂は重さになびいて あぜを枕(にするほど垂れ下がる)

「稲まづん節」(いにまじんぶし)
(琉歌の記載)ことし毛作や あんきよらさよかて 倉に積みあまち 真積しゃべら 
(歌う時の発音)(くとぅしむづくいや あんちゅらさゆかてぃ くらにちんあまち まぢんしゃびら)
(意味)今年の稲作は 本当に豊作で 倉に積み余すので (外の地面に)真積しましょう