ゴールデンウィークも前半を終わりました
今年は夫と九州へ3泊4日の旅
お互いに忙しくて、往復の飛行機と、とりあえずの宿泊するホテルの予約しかしていなかった旅
空港でレンタカーを借りて、「さあ、まずは何処にいきましょうか?」
という、旅の始まりでした(笑)
初日は湯布院を訪ねて、別府で泊
二日目は熊本へ移動し、日本三大名城の一つ、熊本城をじっくり見学
そして、三日目
宿泊は唐津にホテルをとっていたので、そこへの途中にある 伊万里へ、脚を運ぶことに決めました
伊万里
そこは25年ほど前、結婚して間もない頃に、夫と九州を1週間ほど車で回った時に、
一度訪れたことのある場所でした
まだ若く、和の器にそれほどの興味もない頃でしたが
伊万里の器(色鍋島)の優しい色合い(藍色、赤色、黄色、緑色)になぜか心惹かれてしまいました
その時に買った、5枚組の小皿は
今でも食卓でよく使っています(*^_^*)
江戸時代、佐賀鍋島藩が設けた直営の御用窯である鍋島藩窯
ここには伝統を受け継ぐ窯元が集中しています
ゴールデンウィークなのに、とても人が少ない
ラッキーでした(*^_^*)
今の時期、有田では有田陶器市が開催されているので、
多くの観光客はそちらの方へ行くのでしょうね
伊万里は有田に比べると、ちょっと不便
車がないと、なかなか行きにくい場所です
ぶらりぶらりと道の左右にある窯元のお店を覗いて、
気になるショップをチェック
それぞれに色合いや雰囲気が違うのが楽しいです
各家、各ショップの前には色々な花が植えられています
この通りを、ただ歩くだけでも、まわりの緑、花々に心癒されます
なんて、素敵な空間なのでしょう(*^_^*)
こちらのショップ
「瀬兵窯」ではカフェ「響」を併設
時間も丁度お昼ごろだったので、ワッフルプレートをいただきました
こういうカフェではその店で取り扱っている器で頂けるので
それもまた楽しみの一つになります
このワッフルプレートで使われていた「モーンニングセット」というプレートと大きなマグカップのセット
珍しく、夫が「これ、いいね」と、気に入ったようで、柄違いで2セット買ってしまいました(笑)
ブラブラとお店チェックした結果、最初に見た「青山窯」
こちらで気になる物がそろっていたので、
このお店で色々と購入しました
左奥は夫が選んだカップ&ソーサーとスプーン
椿の模様です
右手前が私チョイスのカップ&ソーサーとスプーン
唐花の模様です
あとは、夫の椿、私の唐花それぞれの模様でいくつかの器を買いました(*^_^*)
この「青山窯」には購入出来る器の種類は少なめですが、
オンラインストアもあります
「魯山窯」では器の外側から内側へ、そしてまた外側にかけて模様の入っている浅い鉢を選びました
この鉢に描かれている花は「テッセン」です
今回は鍋島焼の中でも、藍色の輪郭線に赤色、黄色、緑色の三色で上絵をつけた「色鍋島」の器を主に買いました
この他に、藍色一色の「鍋島染付」
翡翠色の「鍋島青磁」があります
(カップつきのモーニングセットは染付とデルフト焼きだそうです)
日々の食卓を華やかにしてくれるのはやはり「色鍋島」かしら?
でも、翡翠色の「鍋島青磁」も素敵だったなぁ(笑)
今度は「鍋島青磁」を買いに、来年もまた来ようね(^^)と、夫と約束しましたよ
そうそう、このゴールデンウィークの時期、この伊万里の里でも、各ショップ2割引のサービスをしてくれます
有田焼陶器市も楽しいけれど、こちらも狙い目かもしれませんよ(*^_^*)
のんびり、ゆったり、大人の器めぐりの旅を楽しめます
追記: 伊万里で一番最後に訪れた窯元
「巒山窯」
他の窯元との差別化をということで、緑色一色の濃淡で器にとても美しい花の模様を描いている窯元さん
そして、私の目に飛び込んできたのは薔薇の花の模様が美しい器たち
本当に綺麗で、欲しいものが一杯でしたが、すでに沢山買ってしまった後(;_;)
でも、手頃な大きさの箸置きが目に入りました
ただし。。。
女将さんにお話を聞くと、今回のゴールデンウィークには薔薇の模様の箸置きが間に合わなかったというのです
でも、時間がかかってもよいのなら、出来上がったら自宅まで送料無料で送ってくれるというので
箸置き2個、頼んでしまいました(*^_^*)
ちなみに、素焼きの途中段階の箸置きを見せてもらうことができたのです
左側が椿の模様の完成品
右側が薔薇模様の素焼きの状態
出来上がると大きさは2割ほど小さくなるそうです
6月ぐらいに出来上がるというお話
とても楽しみです(*^_^*)