フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ダイヤモンドローズのフレーム仕立て

2015年05月14日 | フーちゃん作品

今月のプリザーブドフラワーコース、クリエイテイブのカリキュラムデザインは
「ダイヤモンドローズ」というとても豪華なプリザーブドフラワーを使い、黒のフレーム仕立てにする作品

「ダイヤモンドローズ」とは、その名の通り、ダイヤモンドの粉を花弁に付着させた、ダイヤの輝きがとても美しいプリザーブドフラワーです

私はこんなデザインにしてみました



全くテキストのデザインとは違います💦

ダイヤモンドローズはもともと花弁が大変美しいプリパラです
もともとの大きさはこれぐらいなのです



手をくわえなければ巻きが多くて豪華ですが、黒のフレームに入れて作品にするためには
少し花の直径が小さいので、花弁に手を加えて思いっきり開花させてみました(笑)
すると、フレームのほぼ半分を占めるほどの大きさに~
ちょっと大きくなりすぎたかもしれませんね😅

この大きさになったダイヤモンドローズを中心にSサイズのバラ2輪、Mサイズのバラ1輪、
ローズリーフ4枚、メタルリーフ1枚、MOKUBAリボン、
それと薄い肌色のような紫陽花を併せて、作品を作るのですが。。。



う~ん💦  ちょっと違うのです💦  私の中ではこの紫陽花の色、ちょっと違うのです💦

バラがこんなにキラキラとした輝き、メタルリーフもあるし
紫陽花も少し輝きが欲しいな~

と、いうことで、手持ちの左下のパールグリーンの紫陽花を使うことにしました

また、リボンも1種類手持ちを加えています



シックゴールドでやはりラメのような輝きのあるレースリボン
これはTOKYO RIBONのリボンです

ダイヤモンドローズがかなり大きくなってしまったので、このバラをフレームから思い切って前に飛び出すように高さ設定をして、とても立体的に仕上げることにしました

高さを出すということは、フレームの縁とバラの花弁の間にかなり空間ができてしまいますので、
そこをどのように埋めるのかもデザインを考える上で重要です

向かって右側のフレームとの間の空間が一番大きく空いているので、そこはこんな風に処理をしています



MOKUBAリボンが今回はフリル仕立てになっているので、そのフリルの厚みを利用して、ダイヤモンドローズの右側にループにして2本いれ、さらにその下にはローズリーフ、レースリボンを2ループにしたピックを配置して、フレームとの間の空間を埋めてみました😊

ダイヤモンドローズの左斜め上はこんな感じになっています



パールグリーンの紫陽花とレースリボンを配置して、フレームとバラとの隙間を埋めています

上から見るとこんな感じです





正面から見ると、フレームの右斜め半分に花材が集中してしまったので、
最後にシックゴールドのレースリボンをフレームの左上の角に斜めラインで入れて
バランス調整をしました

このレースリボンがないと、多分、右斜め半分が重くなりすぎますね😅



このダイヤモンドローズを使って、私は娘の大学の卒業式につける髪飾りをつくりました
私が使ったのは「ダイヤモンドローズ リンダ」というさらに大きなプリバラです



直径が15センチのバラだけの髪飾りです

実際につけるとこんな感じですよ😊



バラの花に高さがあるので、紫陽花だけのピックも数本用意して娘にもたせ、セットしてもらったのです

ダイヤモンドローズはそれだけでとても存在感のあるプリバラ

アレンジをする場合、他の花との合わせ方が難しいです😅
コメント
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