フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

いけばなでアーチ

2016年07月09日 | フーちゃん作品

今月のいけばなコースのデザイン、Advancedは「アーチ」です

アレンジメントコースでのGradually基本形「アーチ」よりも
ふんわりと、優しい印象に仕上げることができます



いけばなコースですので、花留めとしては剣山を使っています

花器の底に普通の剣山を置いて作ったので、アーチの左右の曲線を作るためには
花材の茎にかなり矯めを効かせなければなりません

左側のアンスリュームは茎が細く、先端の花も小ぶりでとても矯めを利かせやすかったですが、
ナルコはポキっ!と折ってしまいました😭



右側のオンシジュームやアスパラメリーは茎は細いですが、かなり硬くて慎重にゆっくりとしなりを作りました



花材の分量がアレンジメントよりも少なめですが、剣山使用なので、構造部分のカバーリングという点では
それほど悩まずに作ることができますね



夏場はたくさんの花材を使って密集したアレンジメントよりも、いけばなのすっきりとしたデザインを楽しむのも
いいと思います😉

ついでに、いつものように中途半端に残ってしまった花材で一つ作ってみました



タニワタリ1枚、ニューサイラン2枚、各教室で1本ずつ余ったグラジオラス3本、白いトルコキキョウ1本、
ブルーファンタジー少量、ソリダゴ少量

この中途半端な種類と分量の花材、アレンジメントではなく、いけばなでの制作には丁度良い分量でした

横から見るとこんな感じです





花材が少ないので薄っぺらな仕上がりにならないように、前後にかなり角度をつけて花材を配置




剣山部分をカバーするように、低い位置にソリダゴを使いました

一枚残ったタニワタリ
これはもう巻くしかありませんよね(笑)
巻いて大きなループになると空洞ができますので、
そこにもソリダゴを入れています

剣山を花留めとして使う「いけばな」の方法で
なかなか面白い作品ができます(^_^)




コメント
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