はじめまして
ブログを見に来ていただいてありがとうございます。
アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。
私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。
その他、お花以外のこともいろいろ書いています。
見てもらえると励みになります。
今月のプリザーブドフラワーコース、クリエイテイブのカリキュラムデザインは
「ダイヤモンドローズ」というとても豪華なプリザーブドフラワーを使い、黒のフレーム仕立てにする作品
「ダイヤモンドローズ」とは、その名の通り、ダイヤモンドの粉を花弁に付着させた、ダイヤの輝きがとても美しいプリザーブドフラワーです
私はこんなデザインにしてみました
全くテキストのデザインとは違います💦
ダイヤモンドローズはもともと花弁が大変美しいプリパラです
もともとの大きさはこれぐらいなのです
手をくわえなければ巻きが多くて豪華ですが、黒のフレームに入れて作品にするためには
少し花の直径が小さいので、花弁に手を加えて思いっきり開花させてみました（笑）
すると、フレームのほぼ半分を占めるほどの大きさに～
ちょっと大きくなりすぎたかもしれませんね😅
この大きさになったダイヤモンドローズを中心にSサイズのバラ２輪、Mサイズのバラ１輪、
ローズリーフ４枚、メタルリーフ１枚、MOKUBAリボン、
それと薄い肌色のような紫陽花を併せて、作品を作るのですが。。。
う～ん💦 ちょっと違うのです💦 私の中ではこの紫陽花の色、ちょっと違うのです💦
バラがこんなにキラキラとした輝き、メタルリーフもあるし
紫陽花も少し輝きが欲しいな～
と、いうことで、手持ちの左下のパールグリーンの紫陽花を使うことにしました
また、リボンも１種類手持ちを加えています
シックゴールドでやはりラメのような輝きのあるレースリボン
これはTOKYO RIBONのリボンです
ダイヤモンドローズがかなり大きくなってしまったので、このバラをフレームから思い切って前に飛び出すように高さ設定をして、とても立体的に仕上げることにしました
高さを出すということは、フレームの縁とバラの花弁の間にかなり空間ができてしまいますので、
そこをどのように埋めるのかもデザインを考える上で重要です
向かって右側のフレームとの間の空間が一番大きく空いているので、そこはこんな風に処理をしています
MOKUBAリボンが今回はフリル仕立てになっているので、そのフリルの厚みを利用して、ダイヤモンドローズの右側にループにして２本いれ、さらにその下にはローズリーフ、レースリボンを２ループにしたピックを配置して、フレームとの間の空間を埋めてみました😊
ダイヤモンドローズの左斜め上はこんな感じになっています
パールグリーンの紫陽花とレースリボンを配置して、フレームとバラとの隙間を埋めています
上から見るとこんな感じです
正面から見ると、フレームの右斜め半分に花材が集中してしまったので、
最後にシックゴールドのレースリボンをフレームの左上の角に斜めラインで入れて
バランス調整をしました
このレースリボンがないと、多分、右斜め半分が重くなりすぎますね😅
このダイヤモンドローズを使って、私は娘の大学の卒業式につける髪飾りをつくりました
私が使ったのは「ダイヤモンドローズ リンダ」というさらに大きなプリバラです
直径が１５センチのバラだけの髪飾りです
実際につけるとこんな感じですよ😊
バラの花に高さがあるので、紫陽花だけのピックも数本用意して娘にもたせ、セットしてもらったのです
ダイヤモンドローズはそれだけでとても存在感のあるプリバラ
アレンジをする場合、他の花との合わせ方が難しいです😅
５月のエクセレントコース 「ミントブルーリース」
私も含め、お教室の生徒さんたちがとても楽しみにしていたレッスンが今日から各教室で２週にわたって始まりました
デルフィニュームのブルー
紫陽花のライトブルー
ビバーナムのライトグリーン
バラとスプレーカーネーションのホワイト
ベロニカのピンクパープル
スタンダードカーネーションのライトパープル
そしてミント
絶対はずれのない色の組み合わせです(^_^)
今日の花材は全部とても綺麗でしっかりとしたお花たち
紫陽花の花はテキストほどブルーではなく、まだ咲き始めの感じなので、
どちらかというとライトグリーンから薄い水色へのグラデーションがかった感じでしたが
とても爽やかな色
このアングル、実は後ろ側から写しています
そう、完全に両面構成です
どこから見てもいように完璧につくりましたよ～
今回は花材に直径２０センチのリングフォームがついてきます
吸水してからフォームの外側と内側の面取りをします
まずは白い花を丸いリースの形に全体に大まかに入れます
今日は白いバラがとても立派な大きなバラだったので、このバラの配置場所は重要です
３輪を２：１に分散していれてみました
こんな感じですよ(^^)
ちょっとフォームが見えすぎているので、なんだか不安な気もしますが
大丈夫です
このリングフォームの下に敷いているステンレスプレートの直径がちょうど３０センチなので、
出来上がりサイズの目安になりました
白い花はフォームの上面はもちろん、側面、それからリングの内側にも配置しています
大まかに白い花を挿した後は、ブルーの花以外の花
ビバーナム、紫陽花、スタンダードカーネーションを全体のバランスを見ながら配置します
ほらね！こんな感じになります
かなりフォームが隠れてきました
紫陽花の葉っぱがとても綺麗だったので、この葉っぱも使っています
出来上がりはテーブル面から１５センチほどの高さ設定
全体的に低めに花を入れますが、低い中でもアップダウンはしっかりつけています
さあ、ここからブルーのデルフィニュームとベロニカを挿して、仕上げていくと～
できました～😊
綺麗～！
ちょっとマクロで接近して写してみるとこんな感じになっていますよ
本当に綺麗な色合いのテーブルリースに仕上がりました
大満足です(^_^)
Basic : インヴァーテッドティー
Gradually : エルシェープ
Professiohal：ヴィンデント ～グロリオーサ～
今週のレッスンカリキュラムは基本形です
Basic : インヴァーテッドティー
アルファベットの「T」の文字を逆さまにしたような形です
アウトラインは全て直線で結ばれ、垂直方向と水平方向との角度の切り替わりポイントの花材の長さに
注意しましょう
全体がシャープな印象になるようにしてください
Gradually : エルシェープ
アルファベットの「L」の文字を模した形です
インヴァーテッドティーと同様、アウトラインは全て直線で結ばれ、垂直方向と水平方向との角度の切り替わりポイントの花材の長さに注意が必要です
こちらの形はいろいろな自由デザインへの応用が効く基本形です
縦と横のラインのコントラストをはっきりとつける、メリハリのついたスッキリとしたデザインの
アレンジが作れるようになりますよ(^_^)
Professiohal：ヴィンデント ～グロリオーサ～
絡まりを表現するヴィンデント
今回はニューサイランをループに挿してドームの土台を作ります
タマシダも溜めをきかせてループにし、絡まりを表すように加えます
花材はドームの上部だけせなく、ドームの内部にも少し配置すると
立体感がでますね
花材が持つ、自然な曲線が絡み合っている様子を表しましょう
エクセレントコース５月のデザインは 「ミントブルーリース」
リング型のフォームに花材を短く挿し込んで、テーブル面に置く生花のリースです
今回「青（blue)」色の花材にこだわった、とても爽やかで清涼感のあるリースです
紫陽花、デルフィニューム
少しずつトーンの違ったブルーの花に
爽やかグリーンのミント
ライトグリーンのビバーナム
白い薔薇に白のスプレーカーネーション
ポイントとして薄紫のスタンダードカーネーション
本当に綺麗な色のリースの完成です
プリザーブドフラワーの中でも、女王と呼ばれるAMOROSA（アモローサ）のダイヤモンドローズ
真紅のバラにダイヤモンドの輝き、そして、ブラックのウッドフレームにMOKUBAリボン
シックで大人感の高いラグジュアリーなフレームアレンジメントです
アモローサの花は、もともと人の手である程度綺麗な形に形成されているプリ薔薇なので
さらに開花したように手を加えるのが少し難しい花です
花の輪郭が崩れないように気をつけて花を大きくしましょう
フレームからプリ薔薇が立体的に飛び出ているような高さ設定が必要です
アモローサとその他の小ぶりのプリ薔薇は多少の高さを変えて、少しでもアップダウンを
付けると美しい仕上がりになります
生徒さんの作品です
