フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2016年 今週のレッスン 9月6日〜9月12日

2016年09月08日 | フーちゃん作品

Basic : ホリゾンタル
Gradually : スクエア
Professional : オブジェ 〜リズム〜

今週のBasic, Gradually コースの基本形はどちらもテーブル面に水平に広がるデザインです

特に、Basic のホリゾンタルは基本中の基本
検定試験でも出題頻度の大変高い形です

Gradually のスクエアは、真上から見ると横長長方形の形ですが、
目線を下げて真正面から見ると、上面の輪郭線はホリゾンタルと同じ
緩やかな山形になるように作ります

基本形は輪郭線がとても重要です
直線、曲線の輪郭線からはみ出す花材が一本でもあると、
その線は死んでしまいます

まずは、輪郭を綺麗に作ること
気を許さずに、作ってみましょう


Professional のオブジェ
こちらはトクサの直線、ベアグラスの曲線、そしてドラセナの面の見せ方

この3種類のグリーンをそれぞれがお互いを引き立てるようにデザインを考えます

特に、トクサをおり、角を作ってジグザグなラインを作っていきますが、
このジグザグのラインはどうしたら綺麗に見えるのでしょうか?(^_^)

全体のバランスをとりながら、グリーンのラインをそれぞれ美しく見せる
なかなか難しいです^^;

いろいろな作品が出来上がっています


Basic




Gradually









Professional
.















































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オートンヌ ルージュのフレーム仕立て 〜プリザーブドフラワー 〜

2016年09月05日 | フーちゃん作品


9月のプリザコース、クリエイティブ作品は
「オートンヌ ルージュ」
つくりましたよ^_−☆

アーティフィシャルのバラ、ミニカラー、アジサイは、
秋をイメージさせる深いトーンの赤い色です

テラコッタの花器にシナモンスティック、そして先月に自分で仕上げたセルリアのドライフラワーをプラスして、豪華なアレンジメント・・・

に、なるはずでしたが(^^;;

デザイン
変えてしまいました(^^;;

花瓶のような花器を使うアレンジメントが
すでに私の家には大変な数が作品としてあります

1つ作ると、今まで作ったどれかを処分しなければならないほど😢

ですので、ここ最近は、なるべく置き場所に困らないものを作るようにしています

そういった上で、重宝するのが壁飾りです(*^_^*)

今回のクリエイティブコースのデザインを
壁飾りの作品にしてしまいました(*ˊૢᵕˋૢ*)



グレーの縦長アイアンフレームです

3ポイントの花材配置
中段に最もボリュームをつけたかったので、
手持ちの超特大のバラを1個プラス

もちろん、開花させています(*^_^*)



花材の中にあったミニカラー2輪は
この中段に配置し花が上を向くようにしています
アーティフィシャルのバラも、もちろん使っていますよ

左横から見るとこんな感じです




右側からは



下段にも手持ちのMサイズのバラを1個プラス



上段はボリュームをつけると重くなってしまうので、ここはバラは用いずにアーティフィシャルの花とアジサイだけ



アイアンフレームの模様をある程度見せつつ、
花材を配置しています


花材セットの中のタッセルも使いましたよ(*^_^*)

最近、タッセルって、アレンジメントの中で使われているのを良く見かけますよね

なんとなくゴージャス感が漂うのは
何故なのでしょうか?(笑)

さすがにシナモンスティックは使えませんでしたが、出来上がりは大満足です

深まる秋が待ち遠しい気持ちにる作品です(*^_^*)

ちなみに
今回利用したフレームやらプリバラは
この作品のために買ったものではありません

素敵なフレームやら花器
好みの色の花材などを見つけた時、
何を作るという目的は無くても、
買っておきます

今回のクリエイティブコースのデザインをテキストで見た時、
この赤い色に惹きつけられました
この色を使いたい

この赤い色と、あのフレームを合わせたら
素敵になりそう🎶

すぐに思いました(^^)

こんな感じなので、
資材はどんどん増えていくばかり💦
おかげで、お花用の資材部屋として
一部屋潰れています





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満月とうさぎ 〜プリザーブドフラワー〜

2016年09月03日 | フーちゃん作品

9月のプリザーブドフラワーコースの作品花材

早速、私も取り寄せしてつくってみました(^_^)
まずはプライマリーコースのデザイン
「満月とうさぎ」

うさぎのピックに、ちょっぴり和の風情

「かわいい、かわいい」と、生徒さんたちには好評のデザインです

テキスト参考作品はこちら



満月形のアイアンフレームに千代紙やえんじ色のリボンを障子紙のように部分的に貼り
うさぎがちょうど横の桟に乗っているような感じです(^_^)

プリバラはピンクのピンポンマム、黄色の小菊
ピンクのSサイズのプリバラ
赤と紫のプリバラはマイクロサイズ(とっても小さ〜い)

さてさて、私はテキストと同じに作っては面白くないので

千代紙の貼り方と、うさぎの位置、そして紫色のSサイズのプリバラを1個追加
あと、白っぽい小さなリンフラワーというドライものをほんの少し足して制作しました😉
また、手持ちのモスを使ってドライフォームをカバーリングしています



千代紙を大胆に斜めに貼ってみました
そのため、うさぎピックの位置もアレンジ部分の中に変更しています

上から見ると



ピンクのピンポンマムをデザインの中心し、その他の花材はもちろん放射状に配置です



裏から見ると千代紙の貼り方はこうなっています




右斜め上から



左斜め上は



グリーンのラグラスやベアグラスは満月形のフレームからあまり飛び出さないようにしてみました

満月の丸い印象をそのまま出したいということ、
また、ラグラスの穂を少し短めに使うことで、アレンジ部分のボリューム感が多少アップするように思います




千代紙でできた和紙のボールやラタボールも全てワイヤーでピック状にして配置しています



最後にベアグラスをどう入れるか、結構悩みました(^^;;

花材の上を通過して邪魔にならないようなループの向きは本当に難しいです

では、ループなしでもいいかというと、そうでもないのですよね

ループを入れることで、作品に立体感が生まれ、優しい感じにまとまります

本当にループで難しいです💦



ちょうど良い大きさの黒い台がありましたので、その上に乗せてみると、なかなか良い感じです(^_^)






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ボリューム満点ラウンド

2016年09月02日 | フーちゃん作品


今週の教室アレンジメントのカリキュラムのプロフェッショナルコース
「グリーンレイヤー」

観葉植物「クロトン」の葉にギャザーを寄せたり、ニューサイランの葉を編み込んだり、と、
植物そのままの姿をアレンジに取り入れるのではなく、一手間かけてることによって、
魅力的なアレンジメント素材にしています

生徒さんたちが制作するのを見て、私もちょっとやってみたくなりました(^_^)

また、今回のアレンジメントは「ラウンド」ベース
花材をしっかりとグルーピングすることにより、それぞれの花材の存在感が際立ち、
「ラウンド」でも、とてもメリハリの効いた作品に仕上がります


さて、私は自分で花材を揃えたので、生徒さんたちの作品の花材とは違っています

一手間かけたグリーンは「クロトン」と「ドラセナ」です



ラウンドの丸い輪郭部分を左側はクロトン、右側は赤ドラセナで作っています

クロトンは教室レッスンのデザインと同じように、ワイヤーでぐし縫いのようにし、ギャザーを寄せています
ドラセナはループ仕立てではなく、クロトンと同じように葉の輪郭が波打つように、ヒダを寄せてホッチキスで留めています

その他の花材としては
スタンダードカーネーション、ケイトウ、トルコキキョウ、セダム、デンファレ、姫リンゴ
そしてシンビジュームです

生徒さんたちの作品を見て、ぜひ、シンビジュームを使いたかったので、
このシンビジュームに合わせて他の花の色を選びました

一つ一つの花が今回はとても大きいです
唯一小さいのはトルコキキョウ
とっっても小さな花のトルコです
主に、後ろ側の隙間を埋めるのに少し使っています

右側から見ると



後ろ側は



左側が



ラウンドですから、当然両面構成です😉

真上から見ると



すべての花材をしっかりとグルーピンングしているので、単純なラウンドの形でも
とても豪華に個性的に見えますね



グルーピングしている同一花材も個々にしっかりと高低差(アップダウン)をつけています
姫リンゴだって2個ですが、同じ高さではありません

丸い花は高低差をつけるのはさほど難しくありませんが。
シンビジュームのような花弁の枚数が少なく、特徴的な形の花は
高低差をつけることはもちろんですが、花の向きも難しいかも知れません

私は今回は4輪ともすべて一つずつ切り分け、
中央部分のリップが中央を向くようにしてみました



これが正しい向きというわけではなく、今回のこのラウンドの形を綺麗に見せるには
この向きが一番綺麗だと思ったからです(^^;;

さて、一つ一つの花がとても大きいので、サイズも大きくみえますが、
実際の大きさは

高さ : 17センチ(花器口より)(花器の高さは15センチ)
直径 : 30センチ

意外に小さいでしょ?

食卓テーブルに飾るにはこれぐらいの大きさがちょうど良いのです

黒い花器にしたのはお花の色が綺麗に見えるから
また、黒なので、花器としての存在感をあまり主張しないからです

ラウンドもオシャレな感じに仕上がります



話が横道に逸れましたが、アウトラインをこのように一手間かけたグリーンでアシンメトリーに配置すると
ラウンドも変化が出て、面白い作品になりますね〜



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