日本各地にいろいろな民話や説話が残っているが
全く異なる地方なのに、同じような民話が存在するのが面白い。
しかしずっと前、アンコールワットの遺跡にまつわる伝説を読んでいたら
日本でもよく知られている「天の羽衣伝説」にそっくりなお話があった。
そのアンコールワットの伝説は、遺跡の宮殿建設に因んだものだったと
記憶している。
地上に舞い降りた天女(天使になるのかな?)が人間と結婚し
子どもをもうけ、後に天に帰ったあとは、今度は「七夕」の話と
似た経緯をたどるのだ。フシギ~~~
なぜなのか、「知りたがりや」の気持ちがむくむく・・・。
「天の羽衣伝説」がどこからやってきたのかは、定かでないが
日本に伝わるさまざまなことが、南方からやってきたものや
大陸から朝鮮を経てやってきたものやら多いことは確かだ。
日本で、神様に捧げる「御神楽」なども本当にアジア南方の文化そっくりで
ビックリする。(お面や衣装)
また「鶴の恩返し」のように2バージョンある民話もある。。
主人公が、老夫婦のと、若者と。これは地域によって違うようだ。
若者が主人公の場合は、赤貧ゆえに嫁取りが困難であった男子
(嫡男以外の男子)の願望がその背景にあるのか?と言われたりする。
それは、「天の羽衣伝説」や「浦島太郎」にも通じるところがある。
神話、説話の普遍性を言い始めたのは、ユングだった。
世界各国に散らばっている神話説話が、民族の文化言語宗教を超えて
普遍的な面を持っているという説だ。
そこから、人間には(民族文化等に関わらない)普遍的考え、つまり
「無意識」の世界が存在する、という定義をかかげた。
そう考えてみると、アンコールワットの遺跡伝説と日本の「羽衣伝説」が
非常に似通っているのが、不思議なことではなくなってくるのだった。
全く異なる地方なのに、同じような民話が存在するのが面白い。
しかしずっと前、アンコールワットの遺跡にまつわる伝説を読んでいたら
日本でもよく知られている「天の羽衣伝説」にそっくりなお話があった。
そのアンコールワットの伝説は、遺跡の宮殿建設に因んだものだったと
記憶している。
地上に舞い降りた天女(天使になるのかな?)が人間と結婚し
子どもをもうけ、後に天に帰ったあとは、今度は「七夕」の話と
似た経緯をたどるのだ。フシギ~~~
なぜなのか、「知りたがりや」の気持ちがむくむく・・・。
「天の羽衣伝説」がどこからやってきたのかは、定かでないが
日本に伝わるさまざまなことが、南方からやってきたものや
大陸から朝鮮を経てやってきたものやら多いことは確かだ。
日本で、神様に捧げる「御神楽」なども本当にアジア南方の文化そっくりで
ビックリする。(お面や衣装)
また「鶴の恩返し」のように2バージョンある民話もある。。
主人公が、老夫婦のと、若者と。これは地域によって違うようだ。
若者が主人公の場合は、赤貧ゆえに嫁取りが困難であった男子
(嫡男以外の男子)の願望がその背景にあるのか?と言われたりする。
それは、「天の羽衣伝説」や「浦島太郎」にも通じるところがある。
神話、説話の普遍性を言い始めたのは、ユングだった。
世界各国に散らばっている神話説話が、民族の文化言語宗教を超えて
普遍的な面を持っているという説だ。
そこから、人間には(民族文化等に関わらない)普遍的考え、つまり
「無意識」の世界が存在する、という定義をかかげた。
そう考えてみると、アンコールワットの遺跡伝説と日本の「羽衣伝説」が
非常に似通っているのが、不思議なことではなくなってくるのだった。