絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

モンスター・・・次々現る

2007年11月19日 11時19分51秒 | Weblog
親の次は病院の患者ときました。。。
暴言、妄言?、暴力などなど、、、果ては未払いときたか!?
世の中、もう、したい放題?
いやいやそんなこと、現実と思いたくはない。

テレビで取り上げられるような極端な例はともかく
学校の先生もお医者さんももうちょっと自分の商売の相手?に対し
配慮するというかなんというか、真摯になってくれたなら…
と思ってしまうのはわたしだけ?

先週、授業参観と親達の学級懇談会があった。
校長先生も同席の懇談会だったが
状況をはっきり親たちに知らせないので
みな何のことだかわからず、当の担任の先生も話が支離滅裂なままに
「自分はすごく変わった!もう前の自分じゃないんだ!」と
いうことを繰り返し言っていた。。。
(でも、教育委員会の指導が入っているとは言わないのでみな
何のことかわからずじまい…)
「自分はかわった!宿題も毎日出している!」
。。。だからナンなの?マイナスがゼロになっただけじゃん。。。
しかし、何をどういおうと、この人をやめさせることはできないので
虚しいだけである。。。

と、1人のお母さんが、校長先生が授業を教えてくれることには
ならないのか?と質問した(偉い!)
この人はだいたいのことを知っていたからできた質問だが…
答えはノーで、その理由がまたがっくりくるようなものだった。
もう現場からかなり長い時間はなれているので
教えるのにはものすごく準備に時間がかかるから、、、と
いうことだった。。。
じゃあ、いま教えているこの担任はどうなの!?
全く教えた経験なし!で、本人曰く「勉強なんてこんなにやったことない」
なのに。。。
つまり、うちのクラスの子ども達は、
無責任に(臨時免許かなんか出して)小学校にこの人を送ってきた
市の教育委員会と、こんな「ど素人」を小学校最後の締めくくりの年の
担任に据えた校長の判断の犠牲になり
一年間、生活の決まりはなくなり(他のクラスがみんな出来ていること)
学力は全くの「自習時間」と同じようなレベルしかつかず
成長という自覚もなく、中学校に入っていくのだ。
この、小学校の講師っていう制度、何とかならんのか!?
まともな人を雇うだけの財政がないって?
実は免許はない人に(つまり小学校の先生になる教育を受けていない人)
臨時免許をだして、担任までやらせるっていうのは
「教育の偽造」やで、ほんまに。

市の教育委員会も、校長も、この担任も自分の保身ばかりで
だれも子ども達のことを大事に思っていないことが
ものすごく、ものすごく、ものすごく!信じられない。
ほんとに虚しい。
保護者の苦情がない限り見てみぬ振りだなんて
また、これだけあからさまになっても、まだ「保身」が先で
子ども達のために身を削ることはないのです。

そしていちばん肝心な苦情をいったという人たちが
二人とも懇談会に来なかったのだ。
みんなに知ってもらう絶好の機会だったはずなのに。
だからこそ、その対応に校長が同席したのだと思うのだが…
最後に逃げたということなのかな、
その人たちもほんとはどこまで考えていたのか疑問というものだ。

で結局自分がなにかしら発言せざるを得なくなるじゃないか、、、
しかし私も子どもを預けている身なので
思っていることの100分の1くらいしか言えはしないのである。
この学校ではみんなが守っている、先生方が決まりとさせていることを
うちのクラスでもちゃんと守るよう指導をきちんとしてほしい、
くらいなことしか言えなかった。
この先生の世界には「きまり」やら「しつけ」やらは存在しないから
言っても実は無駄なんだけど。。。
あ~あ、『教育レスキュー隊』みたいなのがあったらな~~~


読み終わりました

2007年11月19日 01時59分29秒 | 
アンダー・マイ・サム (講談社文庫)
伊藤 たかみ
講談社

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2日くらいで読めてしまう本です。
あ、やっと、アフィリエイト投稿できるようになったんで
ちょこっと本の様子がわかりますかね。
(この手続き、マジ面倒でした)

受賞した「八月の…」よりこっちの方が面白かったです。
(<私的に…←変な言葉!?>
オカルトチックが少しあるけど、でも、よくかけた青春ものだと
思いました。この少年や登場人物の生き方に共感するしないは
別として、いつの時代も若者って不安定な存在なんだということを
じわじわ、まったり、感じさせてくれます。
いよいよ仲間内の誰かが死んで、「この世は儚くもろいのだ」と
あらためて考え、過ぎ去りし日々の扉を閉じるとこなんて
まさしく「青春小説」ではないか!?などなど思いました。

次は重松清の高校生部門課題図書を(夏休みはおわったけど)
読む予定です。