絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

朝もはよから

2007年11月20日 10時01分53秒 | Weblog
ナヌークの贈りもの
星野 道夫
小学館

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今朝の読み聞かせはこの本。
4年生ですが、ちょっと難しかったかな?
有名な星野道夫さんの、詩のような写真絵本ですが
アラスカの自然だけでなく、地球上に生きるものの
共存とか、生き方とか、さまざまなことに思いを致す
そんな本です。

星野さんは残念ながら10年くらい前に
アラスカの地で、大好きだった「ヒグマ」にキャンプ地で襲われ
亡くなりました。
そのこととこの本の内容がすごくオーバーラップしてしまうんですが
彼は、40半ばで命を落としたことを無念に思ったのか?
いや、生きとし生けるもの、いつかはやってくる別れだったと
思ったのか、大いなる自然大いなる共生のもとに
すべては輪廻していくと考えたのか、、、、
などなど思ってしまうのでした。

いま「地球温暖化」で北極の氷がすごい勢いで溶け出しているので
やがて白熊は巣をつくれなくなって(白熊は氷に穴を掘って巣を作る)
絶滅していくだろうと自然系の番組で言っていたが
星野さんが生きていたら、どんな行動をとっていたかな、と
ふと思いました。