絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ワンの散歩道(その2)

2006年03月22日 14時27分22秒 | Weblog
梅が満開にちかいですね。
うしろの竹藪からは「ホーホケキョ」と
鶯の鳴く声が」しました。
(まさに「鶯の初音のどけき朝ぼらけ」(春の朝))

いやあー、わたし、こんなことして遊んでちゃいけないんですわ。
今年のお茶サークルの会計報告書を打ち出さないといけないんです。
う、プリンター調子悪いぞ~~~どーしょー
いざとなったら、手書きでいこ

発表会の曲

2006年03月21日 17時27分12秒 | 一絃琴
「鴛鴦」のほかに、姉弟子の方たちと「今様」という曲を弾く予定です。
この曲は、以前にも書きましたが、かつて高校の音楽などで扱われた
<遊びをせんとや 生まれけむ>という【梁塵秘抄】の今様ではなくて
別名(四季今様)といい、四季の移り変わりに自分の人生を重ね合わせて
歌っているものです。
詳しくは、次に書こうと思います。

花粉症

2006年03月21日 17時14分31秒 | Weblog
この時期、毎度毎度、スギ花粉に悩まされる・・・
最近は薬がよくなってきて、鼻水涙などは抑制されるが
副作用として、どうも、代謝が極端に悪くなる気がする。
(わたしだけなのだろうか?)
毎年、この2,3ヶ月体重増となるのは、単に
わたしの怠慢だけとは言いがたいぞ

外へ出ると花粉吸うし、代謝は悪いし、
憂鬱気分で、やる気起こらないし、、、
そして、何より体重が増えてくると家の中での動きも
極端に減って、より蓄積するのだ~~~~
なんとかしたい、この性癖を!!

黒の名古屋帯と

2006年03月20日 12時55分00秒 | きもの
黒の名古屋帯とあわせてみました。
この帯は、白の亀甲の紬に合わせるつもりで購入したけど
一度も日の目を見ていません。(新のまま)
黒の帯ってもっとあわせやすいと思っていましたが、
こういう織り帯は(自分には)雰囲気があわなかったみたい。

お召しと半幅帯

2006年03月20日 12時48分19秒 | きもの
骨董市のお召しと、手持ちの半幅帯。
このお召しは「金とおしお召し」って
店のお兄さんが言ってたけど、ほんとかなーって思ってました。
「金とおし」って金糸を織り込んであるものでしょ?
でもこうして光にあててみるとなるほどそうかも・・・。
結構気に入りました。


きもの オークション

2006年03月19日 14時07分18秒 | きもの
しばらくぶりに、ネットオークションを見た。
きものなんかは、やっぱり実物を見たほうが間違いないような
そんな気もしていたので、ずっと遠ざかっていたけど。

で、買ったことないけど注目していたお店があった。
オークションものもあるけど、即売のもある。
見逃しているうち、ある商品が終了してしまった。
新しい画面を見てみたら、なにやら見たことのある着物。
あ、また出品されたのね、と思ったら値段が違う。
よく似た別のもの?でも、柄も生地も、タイトルも前とおんなじ。
しかし!!値段が違う!値上がりしていた
8000円が12000円に
そんなのありか?たった、1日か2日で
なんか、興ざめ
きものの値段設定って、
株みたいに一日のうちでも変動するんかな?
それとも店主の気分なの?
(4000円もね~~~)
その店のもともとの「眼」にはなはだ疑問を感じるのだった。。。
(高くなった逆恨みとちゃいますよ~~~)



インナーマッスル

2006年03月19日 13時49分23秒 | Weblog
新聞に出ていた、○シックスの「インナーマッスル スパッツ」
ネットで購入しようと、百貨店へ進んだところ・・・
すでに在庫切れ!!はやっ(自分が遅いのか?)

『履いているだけで』とか『家事をやりながら』とかの
文言に弱すぎるのね~~~
そんなに簡単に脂肪を絞り出せれば、みな苦労しないってば。。。
(でも、今度こそほんとかも・・・履くだけで・・・やっぱ、だまされるな~~~

大須骨董市

2006年03月18日 23時27分28秒 | きもの
今日は午前中の強行軍で、大須市に行ってきました。
「おさんぽ着」に出ていた大うそつき襦袢を作ろうと思い、
その材料を買いに…
でも、やっぱりいらんものまで買ってしまいましたとさ

着物の山をひっくり返しつつ、心の中で
<今日は襦袢の材料だけやで~~>
そのかいもなく、結果は写真のとおりです。

左側上下は予定通り長襦袢材料、各500円なり…
あと3点よけいな買い物。
右側上2点は羽織。オレンジはしつけつき、紫は銘仙長羽織。
右側下は、お召しでオレンジとからしの中間のいろ。
この3点は、各1000円。
お召しはしみとか全然ないけど、これ以上デブると着れません。
(安くても、リスク高すぎ…

ビーズ指輪

2006年03月17日 15時09分15秒 | Weblog
さっきのビーズの指輪のアップです。
これ、紬のきものとかにも合いそうでしょ?
こういう小さいものを撮るのってとても難しいですね。
光や、アップの加減がよくわからない…
実物はもっと素敵なんですが。

ビーズ・アクセサリー

2006年03月17日 15時04分38秒 | Weblog
ビーズのアクセサリーもいまや珍しくはないけど
これは友だちが作ったものです。
とっても気に入ってます。
(きものにも合うでしょ)
彼女は商売する気はないそうで
自分の気に入ったものしか作ってないのです。
色彩のセンスが垢抜けているので、
売れるのに…って思いますけどね。
これ2つで1100円也にしてくれた。。。
(実費のみですね、これじゃ。)


鴛鴦(オシ)つづき

2006年03月16日 15時27分39秒 | 一絃琴
【さゆる夜に 寝覚めて聞けば鴛鴦(オシ)ぞ鳴く 鴛鴦ぞ鳴く
  上毛(うわげ)の霜や 払いかぬらん】

 凍てつく夜、ふと目覚めると遠くで鴛鴦の鳴き交わす声がする
 上毛に降りた霜を払いかねているのだろうか・・・

これが「鴛鴦」の歌詞である。作者不詳、作曲は眞鍋豊平(江戸末期)である。
曲調は、鳥の鳴き声かと思われるような短い旋律の繰り返しがあり
歌は、短歌形式であるがどちらかといえば詩吟の吟詠のようである。
先生からは、この曲はオシドリの鳴き声をあらわしている、とだけ
教えていただいた。

(ここからは私見です)
東京の愛知一紅さんや京都の大西一叡さんの書かれたものをみると
「オシドリへの暖かな気持ち」とか「寒さがひどくて・・・」という
解説になっている。ほんとうにそうなのか?
この歌は、いわゆる「本歌取り(元歌のアレンジ)」であるから
その本歌でオシドリがどのように歌われているか、
それがこの曲の解釈の重要な要素になってくる。
万葉集や古今和歌集などオシドリが取り上げられている歌は大変多い。
この鳥がつがいで生涯添い遂げるというのが
一般的な解釈で結婚式の祝辞にもよく使われる(いわゆる鴛鴦の契り)。

では、この歌を詠んだ作者は鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)を
結んだ相手と添うているのか?
答えは否で、だからこそ、一人寝のわびしさと夜更けの凍てつくような寒さが
凍った夜に寄り添うオシドリの鳴き声に重ね合わさって
切なく胸に迫ってくるのである。

この「鴛鴦の契り」の語源は
中国(春秋時代)の宋の国王によって仲を裂かれた韓憑とその妻が
死して二つの墓に葬られたところ、一夜にしてその墓から二本の梓の木が生え
二つの木は寄り添い絡まってまるで一本の木のごとくなった。
そしてその樹上には、二羽の鴛鴦がつがいで棲みつき、
悲しげに鳴き交わしていたという。これをして「鴛鴦の契り」といい
この木のことを「相思樹」という。(相思相愛の語源でもある)

江戸時代の文人墨客たちがこの康王の話を知らないはずはない。
であるなら、単にひとり身のわびしさを歌う以上の思い入れが
この曲には込められているということになる。

そんな作者の心情を思いながらこの琴を弾ずれば
遥かいにしえの人の気持ちが、まるで自分のことのように感じられるだろう。



送別会

2006年03月16日 02時17分04秒 | Weblog
今日は広島に転勤する友人のささやかな送別会だったので
「鴛鴦」のことを書いてられませんでした。

今度の発表会は、毎年この時期にする「定例会」みたいなもの
なのですが(いつも2社中合同でやります)、なんか今回
大正琴のグループも一緒に発表するというのです。
もちろん合奏ではないですが…
なんか、めちゃくちゃ不愉快な気分。(大正琴が嫌いだからではない)
大正琴は、一絃琴からヒントを得て、改良したものですから
(いまでは全然音楽性が異なりますが)
無縁なものではないですが、一緒にその場でやるものではないと
正直思います。アンプを使う電子音です。あとで演奏されたとしても
一絃琴のそれまでの演奏の雰囲気はたぶんぶち壊しになるでしょう。
もう、やる前からわかっているようなことを何故するのか、
全然理解できない…
ホント、ついてけません。。。