絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

桐野夏生「ダーク」

2007年11月08日 02時29分39秒 | 
桐野夏生「ダーク」
この前読みかけて挫折したやつですが、またこれ読んでいます。
子どもが「おかあさん、これ前読んだじゃん。老いてきた?」と
憎まれ口をたたく。。。
「い~や、まだ全部読んでないの!」

老いてきたと言えば、子どもの本を図書館で借りるとき
「西遊記・1」の続きに、なぜか「西遊記・中」を
借りてきてしまい、子どもに注意された。。。
(つまり、著者が違うのに気づかなかった!?)
そんなことがありました。(装丁は似たようなものばかり)

近頃わたしは、いろいろ気が晴れない日々が続いています。
昨日買い物のとき、CDショップから「サラ・ブライトマン」の歌声が
流れてきて、それに吸い込まれるようにお店の中に入ってしまいました。
なんてきれいな声なんでしょう…天に昇っていく感じです…
ドイツ民謡でしたか、「ローレライ」ってありましたよね。
歌声に吸い寄せられるように近づいていって船が遭難してしまう、という伝説。
それに出てくる(美女の歌声)って
あんな感じだったのでしょうか。。。

髪を切る

2007年11月08日 02時08分06秒 | Weblog
行かなければと思いつつ、ずっといけなかった美容院。
昨日久々行って、ボブをショートにしてきました。
もう髪型なんてなんでもいいや!。。。なんて、投げやりなことを言っちゃいけないんですが
とにかく体重が減らなくて、ついに過去最高!新記録樹立!!となり
いよいよまして着る服がなくなって、、、、、
いや、正確には家にいて着る服はあるが、ちょっとよそいきってのが
なくなってしまって、、、、
それで美容院にもいけなくなっていたのでした!
だって美容院て、ちょっとはしゃっきりしていかないと美容師さんも
雰囲気がわからないでしょう?(そんなことないか)

では、美容院にいったってことは体重が減ったのかというと
全然減ってない。。。もうむりむり「おうちウエア」のまま
カットに行きましたとさ…
もうこのまま体重は安定高めになっていくのか。。。
毎日犬を引き連れて歩いているけど。。。
それだけではもう減らなくなってきたのですね。
ビリーじゃない、エアーなんとかっていう足踏み機を使った体操、
テレビで宣伝してたけど、あれはどうかしらん。
よそへいくのも面倒だから、ああいうのがいいかも。
(体験した方はおらんかいね~~~)

たかじんの・・・委員会

2007年11月05日 02時13分30秒 | Weblog
この番組は東京のみ流れていないようですね。
毎週見てしまうのですが、2週続けて例の「元官僚・太田氏」が
出てきてびっくり。。。
しかし、今回はあまりのまじめな話に一種異様な雰囲気に。。。
この人が先週と同じ感じだったらまたみんなして
「あれだから官僚はだめなんだ!!」って悪口言ってればよかったけど
今回はすこぶる丁寧に難しい説明をしてくれたので
みな納得して?益々わからなくなっているようでした。
これがNHKなどの時事問題番組と違うところなのか?
ちょっと寂しかった。。。(笑いが少なくて)
ああ~、今日も夜更かししてしまった。

何を読んでいるか

2007年11月03日 01時36分07秒 | Weblog
いまうちの子は「水滸伝」に夢中で全10巻もうじき読み終わるようで。
私も少しは読む。。。以前は女流が大嫌いだったが最近よく読むようになりました。
またまた桐野夏生、「残虐記」これすごい本ですよ。
内容もセンセーショナルな事件を題材にしてますが
そういうことではなく何かこの作者のえもいわれぬ本心というか
それが強く伝わってくるような気がして一気に読んでしまった。
この人の他の長編よりずっとずっと作り物でない(フィクションだけど)
嘘のお話を書かずにはいられないもの書きの性(さが)が切なく
胸に迫ってくるのがいいですね。
ああ、そうなんだ、この人はだから小説を書いているんだねって
お話なんだけど作り話じゃあない、不思議な身の上話のような、、、

最近内藤洋子さんのエッセイを読んでいて思いました。
桐野夏生の場合は小説だからいいけど、内藤さんのように
身の回りのことばかり書いていると、どうしても自分の関係者の実態を
書くことになるでしょう、、、そうすると否が応でも相手のプライバシーの
端っこを頂戴することになりますね。それってどうなのかな?
書かれた相手はどう思うのか?よく書かれても悪く書かれちゃもっといやだけど。
書いたものをまた知り合いたちは読んで、「ふーん、こんなふうに思ってたのか」
みたいな、そういうのって堪えられるのかな?
変だけど、そんなことをふと思いました。
読んだエッセイは「女のモノサシ」内藤洋子著。
なかなか面白かったけど、あんまり自分の周りの人のこと
書かないほうがいいと思いますよ、内藤さん。
(って友だちじゃあありません)

久しぶりに

2007年11月02日 01時30分49秒 | Weblog
そうとうなるご無沙汰の一弦琴、ひさびさ弾いてみた。
かなり弦が緩みひどい音。
しかしながらしばらくするとのびる音になってきた。
自分にとって一弦琴てなんだろう?
ただの趣味ってわけじゃないのだ(うまくいえないが)
何を弾こうか?「さくら変奏曲」
一音一音確かめ、一音一音の間に自分を振り返る。。。
次に「箱根山」教えてもらってないのでいまいち感じがつかめない。
久々なのでもう疲れてきた、、、
最後、「漁火」やっぱり教えてもらってあるものは弾きやすい。
それにしても「漁火」はいい曲だけど難しい。
歌に気をとられているとすっかり姿勢も悪くなっていた。


一弦琴は邦楽としてはとてもとてもマイナーだけど
茶道、華道、書道等々「道」に通ずるものがあり
心静かになりたい人にはぴったりのものだと思います。